2022.12.09

セミナー・講演会報告(2022年6月~9月)

セミナー・講演会報告(2022年6月~9月)

2022年6-9月に開催したセミナー・講演会の活動報告です。

論文執筆セミナー2022 ※オンライン開催

「PubMed実践」では、基本的なタグの解説や抽出方法の講義のあと、実習で検索式を作りながら文献を絞る手法を学び、若手向け「日本語学会抄録の書き方」「学会発表の仕方」では、参加者から入門者を募り、実際に発表した抄録やスライドを教材として、ポイントの整理やスライドの視覚誘導の効果などを解説していただく道場形式で行いました。実習を交えたセミナーは、参加者から「とても分かりやすかった」と好評で、その後の学内受講システムE+Learningでの動画配信でも多くの医師・研究者が視聴しています。
(オンライン:68名、E+Learning:130名参加)

日時:2022年 6月16日(木) PubMed実践
7月6日(水) 日本語学会抄録の書き方(道場形式)
9月7日(水) 学会発表の仕方(道場形式)

講師:東京大学医学部附属病院 消化器内科学講師  建石 良介 先生

受講した感想
・PubMed検索は、自分一人だけだと何となく慣れたやり方でやって済ませてしまうので、実際に演習できたことがとても良かった。
・これまでなんとなく作っていた発表スライドが、工夫すればもっと伝わるプレゼンが出来るのだと思った。
・抄録を書く時に、聞けそうで聞きづらい注意点を非常に丁寧に説明してくださったので勉強になりました。

ダイバーシティ推進SD講習会 「アンガーマネージメントアドバンス ~上手な伝え方入門」

役員および教職員のダイバーシティに関する意識啓発として開催しました。
アンガーマネージメントは、医療従事者が患者やその家族と対応する際や、職場内のマネジメントなど、さまざまな場面で役立つスキルです。
会場とオンラインのハイブリット開催では121名が参加、その後のオンデマンド配信では98名が視聴し、このテーマへの教職員の関心の高さを感じました。

日時:2022年 6月30日(木)

講師:広島大学医学部附属医学教育センター長
本学特別招聘教授 蓮沼 直子 先生

受講した感想
・今まで「アンガーマネジメント」は”怒らないこと”だと思っていましたが、自分の中の怒りの感情に対してどのように対処し、相手に伝えるかということを知り今後の後輩指導に役立てていきたいと思いました。
・わかっていても出来ていないことや、自分の行動を振り返り考える良い機会となりました。
・自分は無意識に「こうあるべき」を他人に押し付けてしまっているのだなと、反省する部分が多くあった。

若手医師・研究者キャリア支援セミナー2022 「内科専門医取得に向けて」 ※オンライン開催

このセミナーでは、若手がキャリアを形成する中で、「業務が忙しくても継続的に学び、知識の引き出しを増やし続ける習慣づけること」をテーマに、内科専門医取得に必要な病歴要約を「何をやるか考える(Creation)」と「プランに沿ってひたすらやる(作業)」に分け作業を効率よく行う方法やモチベーションの保ちかた、時間を掛けずに日本語で良質な医学知識を取得する為のRSSリーダーやEvernoteの活用についてご教授いただき、若手だけでなく指導医にも大変役立つ内容でした。
(オンライン:12名、E+Learning:17名参加)

日時:2022年 7月13日(水)

講師:国立病院機構大阪医療センター 消化器内科 田中 聡司 先生

科研費申請支援セミナー 「科研費獲得の方法とコツ」 ~申請書はどのように書いていけばよいのか

「科研費獲得の方法とコツ」の著書でご高名な久留米大学の児島将康教授をお招きし、申請書の書き方ワークショップ及び講演会を開催しました。
ワークショップには19名が参加し、参加者から実際に提供された申請書について、文章構成や書き方のコツについて指導していただきました。
後半の講演会はハイブリッド形式で開催し、75名の研究者が参加しました。良い例、悪い例と改良したものを示しながら、申請書でアピールすべきポイントやレイアウトなどをご教授いただきました。
参加者からは「査読者がどういった目線で審査しているかがよくわかった」「毎年講演会やワークショップを開催してほしい」といった感想がありました。
※本セミナーは、社学連携・研究推進センター 産学連携・研究推進部門との共催で実施しました。

日時:2022年7月14日(木)

講師:久留米大学分子生命科学研究所 教授 児島 将康 先生

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