リハビリテーション学部
リハビリテーション学部
専門性を高める2つの学科
学部長あいさつ
わが国に理学療法士(PT)・作業療法士(OT)が誕生して55年が経過し、その間にPTやOTの活躍する場は大きく変化し、求められる役割も拡がりました。リハビリテーション学部では、時代の変化に応じた新たな分野を開拓できるpioneer精神を持ったPT、OTを輩出するための教育を実施します。
リハビリテーションとは
病気やけがなどによって身体能力や機能が低下した状態を改善するための「働きかけ」をリハビリテーションといいます。ストレッチや筋力トレーニングなどの運動療法、物理療法、工芸やレクリエーションなどをとおして、その人がもともと持っていた心身の状態に近づけることを目的としています。
理学療法士と作業療法士の違い
病気や事故などで心身に障がいを負った人に対し、身体的・精神的な側面からサポートする、「リハビリテーションのスペシャリスト」である、理学療法士と作業療法士。どちらも機能回復へ導くという点で学びの分野が似ているところもありますが、「理学療法」の中心は運動療法ですが、機器を使用した治療である物理療法が含まれ、「作業療法」には精神や発達・老齢期の障がい分野も加わるため「こころ」を重視する傾向があります。
理学療法士(Physical Therapist)
歩く・立つ・座るなど
基本的な身体動作を回復へ導く
主に「歩く」「立つ」「座る」といった基本的な身体動作を、運動療法や、機器を用いた物理療法などの治療手段を用いて機能回復へと導きます。
作業療法士(Occupational Therapist)
日常的な動作を改善させて
社会復帰をサポート
陶芸や織物、レクリエーションなどの活動をとおして、筋肉の増強や心身の緊張緩和を促します。「爪を切る」「歯を磨く」などの細かな動作を回復させて社会復帰を支えます。