リハビリテーション学部

学部長あいさつ

世界で活躍できる理学療法士・作業療法士を目指して!

わが国に理学療法士(PT)・作業療法士(OT)が誕生して55年が経過しました。その間にリハビリテーションの対象は集中治療室(ICU)に管理されている重症患者から在宅生活を送られている方までと拡がり、さらに障がいの“治療”だけでなく、疾病や介護の“予防”という新しい役割も求められるようになりました。

これに伴いPTやOTが活躍する場も大きく変化し、従来の中心であった医療機関だけでなく、行政や企業などを含め様々な分野・業界へと拡がっています。そのためこれからのPT、OTには、世の中の変化に鋭敏かつ柔軟に対応できる能力が求められています。
リハビリテーション学部では次世代のリーダーとなれる優秀なPT、OTを育成するだけではなく、時代の変化に応じた新たな分野を開拓できるpioneer精神を持ったPT、OTを輩出するための教育を実施します。

ぜひ本学リハビリテーション学部で学び、世界で活躍できるPT、OTを目指しましょう!

リハビリテーション学部 学部長
玉木 彰 教授(内部障害理学療法学)

教育理念・目的・目標

兵庫医科大学リハビリテーション学部では、下記のような教育理念、教育目的、教育目標およびこれに基いた学位授与方針、教育課程の編成・実施方針、学生受け入れ方針の3つのポリシーを掲げています。

教育理念

リハビリテーション学部は人の機能・活動・社会参加を心身の両面から支援し、幸福と共生に奉仕できることをめざします。そのために幅広い教養、高度な専門的知識と技術及び教育研究技術を育み、社会人として、またリハビリテーション専門職者として社会に貢献できる人材を育成します。

教育目的

リハビリテーション学部は人々の幸福と共生に奉仕する精神のもと、リハビリテーションに必要な人と社会の理解及び保健・医療・福祉に関する諸学問の知識を教授し、チーム医療実践の場においてリハビリテーション専門職者として力を発揮することができる総合的実践力、社会の多様なニーズに応え先駆的な教育・研究へ展開できる能力及び生涯にわたって自己を練成できる能力を持った人材の育成をめざします。

教育目標

  1. 多様な文化や価値観を受け容れる地域的・国際的感覚、豊かな人間性、及び人々の幸福と共生に奉仕する精神を身に付ける。
  2. さまざまな医療専門職者の役割や専門性を理解し、チーム医療実践の場において他の医療専門職者と有機的に連携・協力できる総合的実践力を身につける。
  3. 地域での医療ケアや教育など社会の多様なニーズに応えることができ、さらに中核的な行動を担うことができるよう、生涯にわたって自己を練成できる能力を身につける。
  4. リハビリテーションを実践するために必要な基礎医学とともに、人の機能のみならず心理や行動をも深く理解するための知識を身に付ける。
  5. 効果的なリハビリテーションに必要な保健・医療・福祉の知識と確かな技術を有し、種々の課題を柔軟に解決できる能力を身につける。
  6. 医療の高度化・多様化に対応した知識・技能を修得し、先駆的な教育・研究へ展開できる能力を身につける。