看護学部

学生教育支援

学生の自学自習を促進する実習室の課外利用

看護学部に入学する学生は、将来看護職になりたいという明確なモチベーションを持っています。そのような意識の高い学生の学びたい意欲に応えるために、看護学実習室を課外利用できるよう、体制を整えています。

看護学実習室の開放

授業で使用していない時間帯(7:30~20:00)は、基礎看護学実習室および成人看護学実習室を学生の看護技術自習用に開放しています。
学生は学友とディスカッションと練習を重ね、どうすれば看護技術が上達するのか追求します。学生は、実習室の掲示にて、実習室に教員が滞在する担当時間を把握し、計画的に活用することが可能です。学生は講義や演習を通じて常に課題を持って学習をしており、グループで課題に取り組む日、教員の指導を受ける日、と計画的に実習室を活用して自ら解決していくことが可能です。生涯学び続け、考え続けられる力の育成を目指しています。

実習室は病院を模した造りとなっており、ベッド周りの医療設備はもちろん、高性能な医療モデル(人形)や機器も多数保有しています。

実習室での看護技術自習を通じて、主体的に学習環境を管理する力を身につけることも可能となっており、5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・躾)が継承されています。日常的に自然と5Sを実践できるようになることは就職してからも生涯の強みになります。

教員からのメッセージ

看護職をめざすにあたり、早期から看護技術を向上させることはとても重要です。

実習室で学生が自習する主な内容は、1年次はベッドメイキングや身体の清拭、バイタルサイン測定、食事介助、排泄介助、車椅子・ストレッチャーを用いた移乗・移送などで、2年次になると、採血や筋肉注射、尿道留置カテーテルなど。臨地実習に出た際、看護の対象となる人々にあった安全・安楽な看護技術が実施できるよう、学友同士や医療モデル(人形)で実践力を高めます。本学では、医療モデルの種類を多く取り揃えており、学生は自由に使用できるため技術力を磨くにはとても良い環境です。実際の医療現場で使用される道具や機材を用いて、臨地実習さながらの練習が行える様に工夫しています。

私が学生を指導する際に留意していることは、「知識」と「実践」を結びつけること。座学で習った知識を体現することは難しいですので、まずは学生の知識レベルを確認し、質問を投げかけながら、自身の頭で考えて体を動かし、適切な実践に結びつくようアドバイスしています。
看護学部の教員は、とても教育熱心です。この実習室を利用することで、学生が看護の対象となる人々を想像し、根拠を持って創造的に看護技術を実践できるようになること、また、一人ひとりの学生が理想とする目標に近づけるように、私も含めて、時には学生の実施に手を添え、看護技術向上に努めています。

看護学部 基盤看護学 講師 荻野 待子