看護学部

学部長あいさつ

10年後の臨床現場でリーダーとして 活躍する看護職者をめざして

昨今の社会情勢の変化から予測不可能と言われる時代に、
看護職者として本学部の学生たちを送り出すにあたり、
私たち教員は以下の4つのことを念頭に粘り強く丁寧に
学部教育を行っています。

一つ目は考える力・判断する力・物事を広い視野でみる力・表現する力を身につけること、二つ目は多様な価値観と変化を受け入れることのできるしなやかさを身につけること、三つ目は生涯にわたって学び続けること、そして最後に、本看護学部の学生は、将来、それぞれの現場でリーダーとして活躍する人材であることです。学部教育では「講義」⇒「学内演習」⇒「臨地実習」という枠組みの中で、看護学部教員のみならず医学部・薬学部・リハビリテーション学部の教員や、兵庫医科大学病院およびささやま医療センターの看護職者など多くの方々から学ぶことは、貴重な財産となります。特に、学内での学びを統合する「臨地実習」では、いつどのタイミングで何を実習するのかがとても重要です。

本学では、高度先端医療を提供する兵庫医科大学病院と地域に根差したケアを提供するささやま医療センターを主たる実習施設としています。それぞれの施設の看護部と本学看護学部の確かな連携のもと、学生が学びを深めるために適切な時期に臨地実習を展開しています。学生にとって安心できる実習環境で、“患者さんや利用者の方にとってどうなのか”という視点で看護実践を行えることは大きなアドバンテージになっています。さらに、本学では看護学研究科において修士課程や科目等履修制度、現役看護職の方のためのブラッシュアッププログラムなど、卒後も継続して学べる環境を整えています。



看護学部 学部長
土田 敏恵 教授
(基礎看護学〔技術・感染〕)


教育理念・目的・目標

兵庫医科大学看護学部では、下記のような教育理念、教育目的、教育目標を掲げています。
また、教育目標に基づいた学位授与方針、教育課程の編成・実施方針、学生受け入れ方針の3つのポリシーを掲げ、「人間への深い理解」と「確かな看護実践能力」を重視した教育を提供しています。

教育理念

看護学における理論的知と臨床の知が融合した豊かな教育環境のなかで、倫理観に富んだ人間愛を育み、看護の専門的な知・技・心を培うとともに、他職種と協働し、さまざまな療養の場における人々のクオリティ・オブ・ライフを高め、同時に、地域で生活を営む人々の最適健康状態を導き、維持、増進させる看護専門職者を育成します。

教育目的

看護学部は、人の生命や価値観を尊重し、基本的な看護の専門的知識・技術・態度を教授し、クオリティ・オブ・ライフの向上をめざし、最適健康状態を維持、増進させる実践力を養います。
医療関連学部間の有機的連携をもとにしたチーム医療に必要な能力を育成するとともに、グローバルな視野で保健・医療・福祉の課題を総合的にとらえられる、感性豊かで倫理的・創造的な看護専門職者の養成をめざします。

教育目標

  1. 豊かな人間性を備え、人の痛み、苦しみや生命の尊厳を理解し、人がもつ権利や価値観を尊重して行動することができる。
  2. 理論と実践から導き出された看護学に関する専門的知識と、科学的根拠に基づく判断能力及び問題解決能力を身につける。
  3. 対象者の安全・安楽と主体性を重視した科学に基づく専門的技術及び人の尊厳と権利を擁護するのに大切なコミュニケーション技法を身につける。
  4. 医学、薬学、リハビリテーション学におけるそれぞれの専門性や役割について理解し、それぞれの職種の人々と有機的に連携協力するとともに調整できる能力を身につける。
  5. 地域的・国際的な視野で、保健・医療・福祉の課題を幅広くとらえ、看護職者の役割・機能を展望できる。
  6. 自ら考え創造する態度を身につけ、生涯にわたって看護学を探求しつづける基盤をもつことができる。