看護学部

分野紹介

基盤看護学

基盤看護学では、すべての分野の看護学において基本となる概念や技術について学びます。学びの概要は、健康を回復・維持・増進しながら生活する人に対して、生活や医療に関連する倫理的規範に基づいた看護技術を提供すること、医療チームの一員として安全な医療を提供するための知識・技術・態度です。

療養支援看護学

この分野では、急性疾患や慢性疾患、がん、こころの病になった大人を対象に、生命をまもり、病気の回復を助け、病気とともに生きることを支える看護について学びます。講義やグループ学習、技術演習、臨地実習をとおして、病気になった人の理解を深め、その人に寄り添ったケアが提供できるような専門知識や看護技術を身につけます。

家族支援看護学

この分野は、家族の発達段階の始まりである妊娠・出産・育児期を基盤にして、子どもと生涯を通じた女性の健康を支える看護について学びます。助産学(選択制)では、新たな生命の誕生を迎える分娩介助技術の修得を行います。

生活支援看護学

生活支援看護学分野は、老年看護学と在宅看護学そして公衆衛生看護学の3分野で構成されています。この分野では、健康・不健康を問わずさまざまな健康レベルにある人々に対して、その健康を維持し、さらに増進しながら生活できることを支援する看護について追究します。

総合看護学

総合看護学は、これからの看護専門職にとって必須の国際性と研究活動の基本を身に着ける分野です。具体的には、異文化共生と異文化理解の考えのもとに、急増する外国人患者への看護や、看護職の海外就労、文化と健康、渡航医療、国際保健などを学びます。研究科目では、エビデンスに基づいた医療の考えを基に、看護実践の向上につながる研究活動の基礎を学びます。