産科病棟の案内 Maternity ward

母児同室

当院はハイリスク妊産褥婦を受け入れていますが、母乳育児推進の為にできるだけ分娩後早期からの母児同室・自律授乳を行っています。

母児同室とは・・・

お母さんと赤ちゃんが一緒の部屋で過ごすことです。
お母さんは赤ちゃんの様子を24時間観察することができ、いつでも授乳・おむつ交換などができます。退院後、自信を持って育児ができるよう授乳指導や育児指導をさせていただきますので、育児の練習期間だと思って心配なことはいつでもスタッフにお聞き下さい。

経膣分娩の場合

分娩2時間後まで分娩室で過ごし、お母さんと赤ちゃんの状態に合わせて
病室に戻るとすぐに母児同室を始めることができます。

帝王切開の場合

術後から翌日朝までベッド上で自由のきかない状態です。
手術翌日、ベッドの周りを動けるようになれば、母児同室を開始します。赤ちゃんは呼吸状態を観察するために、GCUで保育器管理をさせていただきますが、状態が落ち着けば出生翌日から数日後に産科病棟に戻り母児同室を行います。


赤ちゃんのお世話に応えられない場合は、一時的にお預かりもさせていただきます。

当院NICU医師が、出生1日目と退院前日に赤ちゃんの診察を行い、全身状態に問題がないか確認していますのでご安心ください。