リハビリテーション学部

学部長あいさつ

目指せ!新時代の理学療法士・作業療法士

リハビリテーションの現場では、今後ロボットが沢山導入され、訓練の多くをロボットが担うようになるといわれています。そして2045年には、汎用型AIが人類の知性を超えるシンギュラリティが到来するといわれ、知識を持っているだけでは専門職としての存在意義を示すことができなくなると思われます。下の写真は、私が上肢訓練ロボットを装着しているところです。最近では、このようなロボットを使って、ゲームを楽しみながら上肢の訓練や脳トレができたりします。

こういった状況下で、未来の理学療法士や作業療法士に必要な素養とはどんなものでしょう?私は次の2点をあげます。
①ロボットやAIに負けない繊細で確実な治療技術
②ロボットやAIを柔軟に使いこなす能力
本学部では、大学病院を含む大学内での授業や実習、学外での臨床実習等においてこれらの習得をサポートします。

他では体験できない様々なプログラムを用意してお待ちしていますので、ぜひ本学リハビリテーション学部で学び、新時代の理学療法士・作業療法士として羽ばたいていただきたいと思います。






リハビリテーション学部 学部長
小林 隆司 教授
(地域総合作業療法学)


使命・目的・教育目標

兵庫医科大学リハビリテーション学部では、下記のような使命、目的、教育目標およびこれに基づいた学位授与の方針、教育課程編成・実施の方針、学生受け入れの方針の3つのポリシーを掲げています。

使命

兵庫医科大学リハビリテーション学部は、人の機能・活動・社会参加を心身の両面から支援し、幸福と共生に奉仕できることをめざします。そのために幅広い教養、高度な専門的知識と技術及び教育研究技術を育み、社会人として、またリハビリテーション専門職者として社会に貢献できる人材を育成します。

目的

リハビリテーション学部は、全ての人に対して敬愛の念を持ち、理学療法学及び作業療法学を中心とする幅広い学問を基盤として、リハビリテーションの理念と総合的実践力をもって、人々の幸福と共生に奉仕する理学療法士及び作業療法士を養成します。

教育目標

リハビリテーション学部は、下記の能力を身に付けた人材の育成を目標とします。

  1. 多様な文化や価値観を受け容れる地域的・国際的感覚、豊かな人間性、及び人々の幸福と共生に奉仕する精神を身に付けます。
  2. 様々な医療専門職者の役割や専門性を理解し、チーム医療実践の場において他の医療専門職者と有機的に連携・協力できる総合的実践力を身に付けます。
  3. 地域での医療ケアや教育など社会の多様なニーズに応えることができ、さらに中核的な行動を担うことができるよう、生涯にわたって自己を練成できる能力を身に付けます。
  4. リハビリテーションを実践するために必要な基礎医学とともに、人の機能のみならず心理や行動をも深く理解するための知識を身に付けます。
  5. 効果的なリハビリテーションに必要な保健・医療・福祉の知識と確かな技術を有し、種々の課題を柔軟に解決できる能力を身に付けます。
  6. 医療の高度化・多様化に対応した知識・技能を修得し、先駆的な教育・研究へ展開できる能力を身に付けます。