薬学部

2019年度 兵庫医療大学 薬学共用試験結果

実施日程 合格者数 合格基準
CBT(※1) 本試験 2019年12月10日
追再試験 2020年2月19日
127人 正答率60%以上
OSCE(※2) 本試験 2019年12月1日
追再試験 2020年2月26日
127人 細目評価70%以上
概略評価5以上
共用試験 127人

※1)CBT: 知識および問題解決能力を評価する客観試験
薬学共用試験センターのサーバーに蓄積された問題群から配信されたCBT問題に対して、本学の情報処理演習室のPC端末を用いて310問を出題して実施しました。試験実施に際しては、薬学共用試験センター作成の「薬学共用試験CBT実施マニュアル」に従って行いました。
合格基準は、正答率60%以上、すなわち310問中186問以上の正解で合格としました。

※2)OSCE: 技能・態度を評価する客観的臨床能力試験本試験
薬学共用試験センター作成「薬学共用試験OSCE 実施マニュアル」に沿って、5領域6 課題について、6レーン、6ステーションで実施しました。
評価は、6課題それぞれについて、受験学生1人あたりに2人の評価者により行われました。
合格基準は、課題ごとに、細目評価で評価者2名の平均値が70%以上、かつ概略評価で評価者2名の合計点が5以上で合格としました。

薬学共用試験(解説)

6年制薬学では、 5年次に病院と薬局でそれぞれ11週間ずつの実務実習が行われ、薬剤師の指導・監督のもと、 実際の調剤や服薬指導などを学習します。 そのため、 薬剤師免許を持たない薬学生が臨床現場に臨むために基本的な知識・技能・態度をしっかり身につけていることを確認する必要があります。そこで、全国の薬科大学・薬学部共通で行われる試験が薬学共用試験です。 共用試験には、「コンピュータを用いて知識および問題解決能力を評価する客観試験(CBT: Computer-based Testing)」と「技能・態度を評価する客観的臨床能力試験(OSCE:Objective Structured Clinical Examination) 」があり、4年次の11月下旬から3月中旬にかけて全国一斉に行われます(追再試験期間も含みます)。この試験に合格した学生のみが、5年次に実務実習を受けることができます。