上部消化管外科
おすすめポイント
・ 再現される『イラストレイテッド外科手術』の世界！
・ da Vinciプロクター2名, 内視鏡外科技術認定医４名の強力な布陣
・「教育とは次世代に10年分の得をさせること」の信条に基づいた指導
教授からのビデオメッセージ
兵庫医科大学外科専門研修プログラムのホームページをご覧いただきありがとうございます。 当科では上部消化管（食道と胃，十二指腸）疾患の外科治療の基本的な手術は勿論，大学病院ならではの最先端の手術や，stage IVの化学療法著効例に行うコンバージョン手術，また，いろいろな併存疾患をもったリスクの高い患者さんの手術も多く経験することができます。 手術では「生体構造の理解」を重視し，『イラストレイテッド外科手術』の世界がそのまま再現されます。スタッフ7名中4名が，内視鏡外科学会技術認定医資格を持ち，認定医試験合格に向けたしっかりとした指導体制が整っています。 2019年の，手術支援ロボット「da Vinci」による胃癌手術件数は兵庫県No.1！ また肥満や糖尿病に対するスリーブ状胃切除術も保険診療として実施しています。 現状に満足することなく，より良い手術のために今できること，将来できることをいつも考えながら，治る手術，安全な手術，体にやさしい手術を目指して診療・研究を行っています。教育の信条は「次世代に10年分の得をさせる」こと。若い皆さんに，将来，第一線で活躍する外科医になってもらうために，精いっぱい指導します。 まずは兵庫医大プログラムで外科医への第一歩を，そして興味があれば是非，消化器外科の世界に！ 皆さんからのご連絡をお待ちしています。
消化器外科学講座上部消化管外科 主任教授 篠原 尚
主な対象疾患の手術件数
スタッフ
篠原 尚 ≪主任教授≫ H元年卒
石田善敬 ≪准教授≫ H8年卒
倉橋康典 ≪講師≫ H10年卒
中村達郎 ≪助教≫ H21年卒
中尾英一郎 ≪助教≫ H23年卒
北條雄大 ≪助教≫ H26年卒
晃野秀梧 ≪病院助手≫ H29年卒
村上幹樹 ≪後期研修医≫ H30年卒
医局長からのメッセージ
「どんな医者になりたいか？」具体的にはなかなか答えにくい質問だと思います。
はじめまして。兵庫医科大学上部消化管外科の石田といいます。
「ブラックジャックのように、どんな分野のことでもなんでもできる医師に！」理想ではあるのですが、現実ではちょっと厳しいかと思います。「とりあえずは安定した生活を。」それも大事ですよね、人間ですから。でも、“医師”として目指すところは？
当科は、食道・胃を中心とした消化器外科教室です。ヒトの体にメスを入れずに治療ができたら、それに越したことはありません。当科には手術を必要としている患者さんが集まります。執刀医は覚悟をもって治療に臨まなければ、その患者さんを救えません。それに見合った技術がなければ、その患者さんは救えません。患者さんにとっては命がけの選択です。それに応えなければいけません。
外科学は 非常に険しい医道です。でも あなたの理想に一歩でも近づけるように、臨床、研究、学会・論文発表、留学などを通して経験を重ねてほしいと思います。当科にはそのチャンスがあります。一緒にこの“外科学”という医道に臨みませんか？
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