学部・大学院

医学教育センター

学修支援・進路指導を通じて、希望とやりがいにあふれる学生生活を支援します。

1. 概要

1.医学教育センターについて

本学医学部には2つの責任があります。1つは社会に対する責任で、社会の求める人材(すなわち良医)を養成することです。厳格な成績判定によって教務委員会がこの役割を担っています。もう1つは学生の皆さんに対する責任です。これは単に医師国家試験に合格させることだけではなく、学生の皆さんに希望とやりがいを与え、充実した学生生活を送ってもらうことです。この役割を担うのが医学教育センターです。下図は学生を中心として各教員は教育の実践を、教務委員会は成績判定を、医学教育センターは学修支援をそれぞれ行い、お互いに連携する様子を描いています。

2.医学教育センターの特徴は?

いろいろな大学で医学教育センターや医学教育学などの教育専門機関が最近増えています。本学のセンターの特徴は、医学教育研究ではなく学修支援に重点をおいていることです。個別指導に重点をおき、一人一人に見合った指導を行います。また卒後教育との連携も行っています。

3.医学教育センターの必要性

希望に燃えて入学した皆さんも「このまま医者になっていいのか」と迷ったり、「勉強の仕方がわからない」、「どこから勉強したらいいのか」など悩む場合もあるかと思います。センターはその解決を一緒に考え、アドバイスします。あるいは専攻の選択やマッチングでの病院選びで悩む場合もあるでしょう。学生の皆さんのニーズにきめ細かく対応する専門の部署としてセンターがあります。学修支援だけでなく医学教育についての情報が集まり、そして学生と教職員、ボランティアなど教育に関係する人が集まる中心的な場所です。
また、CBTやOSCEなどの全国共用試験の実施、そして共用試験や医師国家試験への総合的な対策、早期臨床体験実習、学外臨床実習、医療コミュニケーション教育などを実施する実務機関としての役割もあります。
センターは、過保護な教育を目指しているのではありません。医師は一生勉強の必要な職業です。医学教育の目的は学生さんを学修者として1人立ちさせることです。センターはそのための支援と動機付けを与えるのが目的であり、学生さんから自主性と積極性を引き出せる場になりたいと考えています。

4.学修支援について

センターでは勉強の仕方についてアドバイスと指導を行います。担当の先生との仲立、補習講義、オフィスアワー実施など多岐に渡っています。その他、勉強のペースメーカー役、自習室の提供など個別面談の上、一緒に考えます。
留学についての案内や相談、マッチングや進路指導、医学教育制度、臨床研修、入局などの相談も行います。勉学に困っている学生だけが利用するのではなく、自分を高めるために利用してください。予約も何も要りません。気楽に訪ねてください。
充実して楽しい学生生活を送るため大いに利用してください。皆さんの熱気で溢れる医学教育センターでありたいと願っています。

2. 職員

センター長
蓮池 由起子(医学教育学 准教授)
准教授
今西 宏安(医学教育センター)
講師
庄司 拓仁(医学教育センター)
講師
柏 薫里(医学教育学)

3. 場所

教育研究棟3階

0798-45-6284

FAX:0798-45-6274

臨床研究に関する情報公開

以下の研究について、当部門で実施しておりますのでお知らせいたします。
研究に関する問い合わせ等がございましたら、各研究詳細ページに記載している連絡先にご連絡ください。