学部・大学院

医学部研究医コースにおける反転授業設計とその学修効果

本学で実施しております以下の研究についてお知らせいたします。
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせください。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出ください。
また、試料・情報が当該研究に用いられることについて卒業生さんにご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも卒業生さんに不利益が生じることはありません。

研究課題名
医学部研究医コースにおける反転授業設計とその学修効果
倫理審査受付番号
第3249号
研究期間
2019年 6月倫理審査承認日~2020年 3月31日
研究の対象
下記の期間に、研究医コースに所属した学生、および、同期間に通常カリキュラムを受講した第4~6学年次の学生
 2016年 4月 1日~2019年 3月31日
研究に用いる試料・情報の種類
アンケート、学生時の成績
研究概要
(研究目的、意義)
本研究は、第4学年次に行う全国共用試験CBT(Computer based testing)など客観的試験の成績を分析することで、2年間アクティヴ・ラーニングだけで通常の講義がなくても医学部教育が成立するか(反転授業の学修効果)調べることを目的としています。また、このことが証明されれば、受動的な講義の限界を感じながらも躊躇している全国の大学医学部に対して、アクティヴ・ラーニングへの転換を促す根拠となり、大きな意義があると考えられます。

(研究の方法)
以下のそれぞれの項目について統計解析を行います。
 <主要評価項目>
 研究医コース学生の4年CBT得点率、総合進級試験得点率
 <副次的評価項目>
 5年総合進級試験得点率、卒業総合試験得点率、国家試験得点率、自己学習の質・量に関するアンケート結果(研究と自己学修のエフォート比、自己学修時間、自己学修の質)、インタビューによる定性的解析

(個人情報の取扱い)
収集したデータは、誰のデータか分からないように加工した(匿名化といいます)上で、統計的処理を行います。
国が定めた「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に則って、個人情報を厳重に保護し、研究結果の発表に際しても、個人が特定されない形で行います。
本研究に関する連絡先
兵庫医科大学 医学教育センター、医学教育学
 成瀬 均(研究責任者)
 小濱 華子(研究担当者)

TEL|(平日 9:00~17:00) 0798-45-6284