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卒前客観的臨床能力試験(Advanced OSCE)の死亡確認ステーションにおける医学生のコミュニケーションスキルの特徴
本学で実施しております以下の研究についてお知らせいたします。
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせください。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出ください。
また、試料・情報が当該研究に用いられることについて卒業生さんにご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも卒業生さんに不利益が生じることはありません。
研究課題名 |
卒前客観的臨床能力試験(Advanced OSCE)の死亡確認ステーションにおける医学生のコミュニケーションスキルの特徴 |
倫理審査受付番号 |
第2579号 |
研究期間 |
2017年 3月倫理審査承認日~2020年 3月31日 |
研究の対象 |
下記の期間にAdvanced OSCEを受験した兵庫医科大学医学部卒業生 2014年 4月 1日~2017年 3月31日 |
研究に用いる試料・情報の種類 |
録画ビデオ |
研究概要 |
(研究目的、意義) 【研究目的】 兵庫医科大学で実施されたadvanced OSCEの死亡診断ステーションのビデオストックから、学生が用いている言語・非言語コミュニケーションに用いられている文言や振る舞いの種類・特徴について、質的研究の手法を用いて明らかにするとともに、性差、経年による差異、評価点との関連について検討すること 【研究意義】 医学生が卒業までに獲得すべき死亡診断の告知時に必要なコミュニケーションスキルの検討、評価基準精選や教育方法の開発に貢献する資料として、今後の教育・研究に寄与するものと考えています。 (研究の方法) (1)ビデオをオリジナルデータとして、画像処理を施した二次データを作成し、行動を含んだ会話のトランスクリプトを作成します。トランスクリプトから、本学の評価表ならびに桝田(2006)の死の告知の基本的な手順等を参考に、家族や本人対する言語的・非言語的コミュニケーションの内容を抽出します。 (2)抽出した内容の出現頻度や所要時間を用いて数量化を行う。 以上の手続きから得た質的・量的データを用いて、年次、性差での比較、評価点との関連について質的ならびに統計学的に検討します。 (個人情報の取扱い) (1)研究開始時に、分析対象とする映像(オリジナルデータ)から学籍番号・氏名の情報を削除した映像(二次データ)を作成し、新たなIDをつけ、IDと学籍番号からなる対応表を作成し、一定期間は連結可能匿名化データとして取り扱います。 (2)二次データは、画像加工ソフトを用いて画質を加工し、映像から個人が特定されないようにして匿名化を図り、特定のパソコンを利用し、データが外部に漏れることのないよう慎重に取り扱います。なお、二次データと対応表は研究期間ならびに規定期間、それぞれ異なる鍵のかかる保管庫に保管し、個人情報が流出することの無いよう厳重に管理します。 |
本研究に関する連絡先 |
*対象となる年度のAdvanced OSCEを受験された卒業生の方で、本研究の趣旨に賛同を頂けない方、研究に対するご意見等ございます方は下記のメールにご連絡をお願いいたします。 兵庫医科大学 医学教育学 鈴木 敬一郎(研究責任者) 大学院生 竹 明美(研究担当者) メール|(終日)akechan@hyo-med.ac.jp (折り返しには、1両日を頂く場合がございますのでご了承ください) お急ぎの場合 TEL|(平日9:00~16:00) 0798-45-6275 (医学教育センター) |