兵庫医科大学病院 放射線技術部 技師室






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DMAT (Disaster Medical Assistance Team)とは

DMATとは「災害急性期に活動できる機動性を持った トレーニングを受けた医療チーム」と定義されており、 災害派遣医療チーム Disaster Medical Assistance Team の頭文字をとってDMAT(ディーマット)と呼ばれています。

専門的な訓練を受けた医師、看護師、業務調整員(医師・看護師以外の医療職及び事務職員)で構成されており、大規模災害や多傷病者が発生した現場に、急性期(おおむね48時間以内)に活動できる機動性を持った医療チームです。

現在、兵庫医科大学病院DMATチームに放射線技術部の診療放射線技師1名が所属しております。

 【DMATの任務】
・ 被災現場での医療、情報収集と伝達 ・・・・・・・・・→トリアージ・応急治療・搬送
・ 被災地域内の医療支援・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・→救護所、特に災害拠点病院の支援・強化
・ 広域搬送拠点医療施設での活動・・・・・・・・・・・・・→Staging Care Unitにおける医療活動
・ 広域航空搬送における搭乗・・・・・・・・・・・・・・・・・・→医療チームヘリコプターや固定翼機への搭乗
・ 災害現場でのメディカルコントロール

 
《兵庫医大病院DMATチーム》

 

東日本大震災活動報告

  
2011年3月11日 14時46分 東北地方太平洋沖地震発生  

・ 3月11日 夕方・・・・・・・・・DMAT派遣要請(厚労省)
・ 3月11日 夜・・・・・・・・・・・派遣の決定(兵庫医大)
・ 3月12日 早朝・・・・・・・・・兵庫医大を出発
・ 3月12日 朝・・・・・・・・・・・伊丹空港離陸
・ 3月12日 午前・・・・・・・・・いわて花巻空港着陸
・ 3月12日 午前〜深夜・・・派遣活動(SCU活動)
・ 3月13日 午後〜夜・・・・・派遣活動(SCU活動)
・ 3月13日 夜〜深夜・・・・・広域医療搬送(花巻-羽田間)
・ 3月14日 午後・・・・・・・・・兵庫医大へ帰還

    
《SCU本部入口》《負傷者・機器の搬入》《トリアージ・治療・情報収集》


            
    広域医療搬送 自衛隊機による重症患者の搬送(本邦初の試み)
 
●いわて花巻空港から
   →3月12日 新千歳空港へ:3名搬送
   →3月13日 羽田空港へ:6名搬送
    (兵庫医大は羽田行きチームリーダーになる)

   →3月14日 秋田空港へ:3名搬送
   →3月15日 秋田空港へ:3名搬送

●福島空港から
   →3月12日 羽田空港へ:3名搬送

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