兵庫医科大学病院 放射線技術部 技師室







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骨粗鬆症の検査


エックス線検査 エックス線写真を撮影して背骨の圧迫骨折の有無などを調べる。
骨代謝マーカ 尿検査や血液検査で骨代謝のバランスを調べる。
骨量の測定 専用装置で骨密度を測定する。

 

骨量(骨密度)の測定法


MD法 エックス線写真から測定する。
超音波法 かかとの骨に超音波を当てて測定する。
pQCT法 CT装置を使って測定する。
DXA(デキサ)法 2種類のエックス線を照射して測定する。

 

DXA(デキサ)法による骨密度測定

 骨密度測定により、加齢などによって骨が弱くなる骨粗鬆症の診断を行うことができます。
 また、筋肉量の測定が行われることもあります。

HOLOGIO社製 Discovery
          
 

測定例(腰椎)

●測定部に金属等がある場合は正しく測定できませんので、外して頂きます。 従いまして、ベルトやズボンのファスナー等は腰骨の下まで下げていただきます。

●また、バリウム検査後やCTなどの造影検査後には測定することができません。

●上向きでベッドに寝て膝を立てます。X線装置から細いビームを出して腰椎をスキャンします。

●2種類のX線の透過具合から骨密度を計算します。

●検査時間は5〜10分程度です。

体位 測定例(腰椎)
 

骨粗鬆症の判定

 若年成人(20〜40才)の骨量を100%とし、

80%以上 ・・・・・ 健康
70%未満 ・・・・・ 骨粗鬆症

70〜80%でも、骨折があれば骨粗鬆症と診断されます。
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