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●X線TVセンターには、TV1検査室に日立のFPD搭載型X線TV装置(CUREVISTA)、TV2検査室にキャノン(旧東芝)のFPD搭載型X線TV装置(ZEXIRA)、TV3には日立メディコ製のカセッテレスX線透視撮影装置(MEDITES 300 )が、TV4はTV1と同じ機種が配置されています。また、TV5は、2018年3月に日立のFPD搭載Cアーム型X線TV装置(VersiFlex VISTA)に更新され、患者さまを動かすことなく多方向からの撮影が可能となっています。
●●バリウムを使った消化管の検査を始め、TV透視撮影、内視鏡、超音波等を用いての非血管系インターベンショナル・ラジオロジー(Non-Vasculr IVR:X線画像誘導下で経皮的に行う非血管系治療)等に対応しています。
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TVセンターで食道、胃、十二指腸、小腸、大腸X線検査を受ける外来の患者さんへ
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●検査予約後●
受診された診療科の先生から検査の予約が入ると、検査を受けるための注意事項、前日からの食事(前処置)などに対する指示などが説明されます。これらは正確な診断をするためには守っていただかなければならない内容です。
●検査当日●
X線TVセンターで検査の受付をしていただきます。目や耳、体がご不自由な方は受付のスタッフにお知らせください。
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●大きな視野サイズという利点を生かせて、泌尿器科系および婦人科系、バリウム注腸などを行っています。
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●各依頼科のオーダーにより様々なX線TV透視造影検査・治療等が施行されています。消化管は、上・下部消化器系検査はもちろん、膵・胆道系の検査(PTCD、PTAD等)や術後管理の撮影等、様々な非血管系インターベンショナル・ラジオロジーの診断・治療に用いられています。
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●内視鏡を用いた様々な最新の診断や治療に用いられています。肝胆膵系ではERCP,ENBD,EVL(内視鏡的結紮術)EIS(内視鏡的硬化療法)、採石術、ステント挿入等が肝胆膵内科・肝胆膵外科等により行われています。呼吸器系の検査では気管支鏡・肺生検等を呼吸器内科・呼吸器外科等が行い、消化器系では上部消化管造影・大腸造影・小腸造影・CF(大腸内視鏡)・小腸内視鏡・ポリペクトミー・バルーン拡張術等を上部消化器内科・下部消化器内科等が行っています。
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●日立のFPD搭載型X線TV装置(CUREVISTA)の特徴はX線管のオフセット化により患者へのアプローチが容易になり、2方向の映像系の移動により術中のテーブル移動が不必要になりました。
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TV5検査室
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●TV5は、2018年3月に最新の画像処理機能を持つ装置に更新され、画質を落とすことなく被曝低減も図れます。また、ベッドを床から50cmまで下げることが可能で患者さまの移動をより安全に行うことが出来るようになりました。TV2に準じた検査や治療が施行されていますが、特にCアームの特徴を生かしてミエログラフィ・脊椎ブロック等の検査や治療、気管支鏡検査などの内視鏡検査も施行しています。
TV5検査室
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