□■外部照射装置■□
1. ELEKTA(エレクタ)社製リニアック Synergy(シナジー) |
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●エネルギーの高いX線(10MV)を用いて食道、肺、子宮、前立腺など、からだの深部にある病巣に対して治療を行っています。
●強度変調放射線治療(Intensity-Modulated RadioTherapy :IMRT)に対応しています
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2. ELEKTA 社製リニアック VersaHD(バーサ エイチディー)
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●高い出力での照射が可能になり、息止め照射にも対応しています。
●位置ズレの補正が左右・頭尾・天地方向だけでなく回転のズレにも対応しているためより正確な照射が可能です。
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□■内部照射装置■□
3. RALS装置
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3.1 ニュークレトロン社製 マイクロセレクトロンHDR-V3
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●この装置は、体の内部に挿入したアプリケータと呼ばれる器具と細いチューブを介して連結させたのち放射線線源(核種:イリジウム192 )を一定時間体内に送り込んで治療する装置です。この様な治療法をRALS(Remote After-Loading System)と呼びます。
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3.2 SHIMADZU社製 デジタル撮影装置 DAR-9400f(CBCT)
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●この装置は、フラットパネルを搭載した撮影装置で体内へ挿入したアプリケータ位置の確認や放射線源の位置確認に用います。またコーンビームCTによる3D画像の撮影も可能であり将来的にその画像を用いた治療計画も検討しています。
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3.3 Oncentra Brachy
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●この装置では、CT画像を用いて3次元的な小線源治療の治療計画を行います。CT画像により腫瘍および直腸、膀胱などあまり当てたくない周辺臓器の関係を把握し最適な治療計画を立てることが可能です。
この様な治療法をIGBT(Image-guided brachytherapy)画像誘導小線源治療と呼びます。
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● この装置は、前立腺がんの放射線治療専用の装置です。
●ヨウ素125 という放射性同位元素を 1×4mm程度の細い管に密封し、これを前立腺に埋め込んで治療します。
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