医学部 - 講座紹介

生理学(神経生理部門)

専門部門(基礎医学系講座)

当講座は、基礎医学の体の働きを研究する生理学の部門で、主に神経の機能に関する教育・研究を行っています。
我々の脳には1000億とも2000億とも言われる膨大な数の神経が存在しています。個々の神経細胞は周りの神経から情報を受け取り、それに応じて活動電位を発生して情報を次の神経へ出力するといった、一見どの神経も基本的に同じような働きをします。では、世界の人口より遙かに多いこれら神経細胞は、どのようなネットワークを形成し、また個々が如何なる役割を果たせば、1人の個体、ヒトとして感情や思考、行動ができるのでしょうか。
この複雑で未だ不明なことの多い神経生理分野の中心的課題を明らかにすべく、我々は統合的視点から研究を遂行しています。特に、外界からの刺激に対する末梢―脊髄、脳に至る感覚情報処理機構、疼痛、掻痒や鎮痛の発現機構、自律神経による内臓の中枢性制御機構、さらに、情動形成と記憶・学習の関係や意識・覚醒など脳機能を統合的に理解する研究、発達障害など脳機能異常の研究も進め、疾患の治療や健康増進に役立つ成果を得ることを目指しています。基礎医学としての神経生理の教育に加え、留学を念頭においた大学院生への研究指導や国内外との共同研究、我々が世界に先駆けて開発したin vivoパッチクランプ法を用いた統合的視点からの電気生理学的研究など神経生理学研究に対する助言や支援も行っています。

講座情報

教授
古江 秀昌
准教授
古賀 浩平
E-mail
neurop@hyo-med.ac.jp
講座専門サイト
https://www.hyo-med.ac.jp/department/neurophysiol/index.html
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