医学部 - 講座紹介
医学教育学
専門部門(基礎医学系学科目)
医学教育学では、医学教育研究だけでなく学修支援を最も重視しています。
このため医学教育センター、医療人育成研修センターと連携し、低学力者を中心とした学修支援とともに、学生との面談、個別指導に多くの時間を割いているところが特徴です。
また、学外臨床実習、早期臨床体験実習、チーム基盤型学習(TBL)、医療コミュニケーション、多職種間連携/チーム医療、プレクリニカル教育といった科目横断的な教育の実務や、OSCE/CBT/国家試験対策、共用試験/総合試験/卒業試験の運営、留学支援、マッチング情報、進路指導など、医学教育すべてのことに係わっています。
医学部で必要な医学知識は膨大なので、大教室の講義だけですべての知識を詰め込むのは不可能です。そのため学生は自学自修することが求められており、能動的学修が必要とされています。現在1年から4年のすべての学年にわたってチーム基盤型学習(TBL)が導入されており、本学における能動的学修法の中心となっています。TBLは前もって提示された予習資料を基に学生が自己学修したうえで、RAT(準備確認試験)や応用課題をグループで解決していくというもので、本学ではすでに10年以上の実績がある方法です。
本学では看護学部・リハビリテーション学部・薬学部との連携教育でも長い歴史があり、その代表となるのは3年次(他学部は4年次)に行われるチーム医療演習です。4学部横断的なグループ編成で1週間以上かけて与えられた臨床的な課題を検討するもので、学生はここで多職種連携教育の重要性を認識します。
講座情報
- 准教授
- 蓮池 由起子
- 准教授
- 常見 幸
- TEL
- 0798-45-6284
- FAX
- 0798-45-6274