医療専門職向け教育
教育内容
1.教育内容
研修は、共通して学ぶ「共通科目」と、特定行為区分ごとに学ぶ「区分別科目」に分かれており、講義、演習または実習によって行われます。
共通科目(講義・演習・実習)
| 科目名 | 時間数 | |
| 共通科目 | 1.臨床病態生理学 | 30 |
| 2.臨床推論 | 45 | |
| 3.フィジカルアセスメント | 45 | |
| 4.臨床薬理学 | 45 | |
| 5.疾病・臨床病態概論 | 40 | |
| 6.医療安全管理学/特定行為実践 | 45 | |
| 合計 | 250 | |
区分別科目
| 区分名 | 特定行為名 |
| 呼吸器(気道確保に係るもの)関連※ | 経口用気管チューブ又経鼻用気管チューブの位置の調整 |
| 呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連 | 侵襲的陽圧換気の設定の変更 |
| 非侵襲的陽圧換気の設定の変更 | |
| 人工呼吸管理がなされている者に対する鎮静薬の投与量の調整 | |
| 人工呼吸器からの離脱 | |
| 呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連※ | 気管カニューレの交換 |
| ろう孔管理関連※ | 胃ろうカテーテル若しくは腸ろうカテーテル又は胃ろうボタンの交換 |
| 膀胱ろうカテーテルの交換 | |
| 栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連 | 中心静脈カテーテルの抜去 |
| 栄養に係るカテーテル管理(末梢留置型中心静脈注射用カテーテル管理)関連※ | 末梢留置型中心静脈注射用カテーテルの挿入 |
| 創傷管理関連 | 褥瘡又は慢性創傷の治療における血流のない壊死組織の除去※ |
| 創傷に対する陰圧閉鎖療法 | |
| 創部ドレーン管理関連 | 創部ドレーンの抜去 |
| 動脈血液ガス分析関連※ | 直接動脈穿刺法による採血 |
| 橈骨動脈ラインの確保 | |
| 栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 | 持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整 |
| 脱水症状に対する輸液による補正 | |
| 感染に係る薬剤投与関連 | 感染徴候がある者に対する薬剤の臨時の投与 |
| 血糖コントロールに係る薬剤投与関連 | インスリンの投与量の調整 |
| 術後疼痛管理関連 | 硬膜外カテーテルによる鎮痛剤の投与及び投与量の調整 |
| 循環動態に係る薬剤投与関連 | 持続点滴中のカテコラミンの投与量の調整 |
| 持続点滴中のナトリウム、カリウム又はクロールの投与量の調整 | |
| 持続点滴中の降圧剤の投与量の調整 | |
| 持続点滴中の糖質輸液又は電解質輸液の投与量の調整 | |
| 持続点滴中の利尿剤の投与量の調整 | |
| 精神及び神経症状に係る薬剤投与関連 | 抗けいれん剤の臨時の投与 |
| 抗精神病薬の臨時の投与 | |
| 抗不安薬の臨時の投与 |
| 区分名 | 特定行為名 | |
| 術中麻酔管理領域 | 呼吸器(気道確保に係るもの)関連※ | 経口用気管チューブ又経鼻用気管チューブの位置の調整 |
| 呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連 | 侵襲的陽圧換気の設定の変更 | |
| 人工呼吸器からの離脱 | ||
| 動脈血液ガス分析関連※ | 直接動脈穿刺法による採血 | |
| 橈骨動脈ラインの確保 | ||
| 栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 | 脱水症状に対する輸液による補正 | |
| 術後疼痛管理関連 | 硬膜外カテーテルによる鎮痛剤の投与及び投与量の調整 | |
| 循環動態に係る薬剤投与関連 | 持続点滴中の糖質輸液又は電解質輸液の投与量の調整 | |
| 区分名 | 特定行為名 | |
| 在宅・慢性期領域 | 呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連※ | 気管カニューレの交換 |
| ろう孔管理関連※ | 胃ろうカテーテル若しくは腸ろうカテーテル又は胃ろうボタンの交換 | |
| 創傷管理関連※ | 褥瘡又は慢性創傷の治療における血流のない壊死組織の除去 | |
| 栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 | 脱水症状に対する輸液による補正 | |
| 区分名 | 特定行為名 | |
| 救急領域 | 呼吸器(気道確保に係るもの)関連※ | 経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの位置の調整 |
| 呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連 | 侵襲的陽圧換気の設定の変更 | |
| 非侵襲的陽圧換気の設定の変更 | ||
| 人工呼吸管理がなされている者に対する鎮静薬の投与量の調整 | ||
| 人工呼吸器からの離脱 | ||
| 動脈血液ガス分析関連※ | 直接動脈穿刺法による採血 | |
| 橈骨動脈ラインの確保 | ||
| 栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 | 脱水症状に対する輸液による補正 | |
| 精神及び神経症状に係る薬剤投与関連 | 抗けいれん剤の臨時の投与 | |
| 区分名 | 特定行為名 | |
| 外科系基本領域 | 栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連 | 中心静脈カテーテルの抜去 |
| 創傷管理関連 | 褥瘡又は慢性創傷の治療における血流のない壊死組織の除去 | |
| 創部ドレーン管理関連 | 創部ドレーンの抜去 | |
| 動脈血液ガス分析関連※ | 直接動脈穿刺法による採血 | |
| 栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 | 脱水症状に対する輸液による補正 | |
| 感染に係る薬剤投与関連 | 感染徴候がある者に対する薬剤の臨時の投与 | |
| 術後疼痛管理関連 | 硬膜外カテーテルによる鎮痛剤の投与及び投与量の調整 | |
| 区分名 | 特定行為名 | |
| 集中治療領域 | 呼吸器(気道確保に係るもの)関連※ | 経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの位置の調整 |
| 呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連 | 侵襲的陽圧換気の設定の変更 | |
| 人工呼吸管理がなされている者に対する鎮静薬の投与量の調整 | ||
| 人工呼吸器からの離脱 | ||
| 循環器関連 | 一時的ペースメーカの操作及び管理 | |
| 栄養に係るカテ ーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連 | 中心静脈カテーテルの抜去 | |
| 動脈血液ガス分析関連※ | 橈骨動脈ラインの確保 | |
| 循環動態に係る薬剤投与関連 | 持続点滴中のカテコラミンの投与量の調整 | |
| 持続点滴中のナトリウム、カリウム又はクロールの投与量の調整 | ||
| 持続点滴中の降圧剤の投与量の調整 | ||
・実習では一つの行為につき、5 症例を実施する。
・※印の区分(または行為)では OSCE(臨床能力評価試験)がある。
年間スケジュール
| 1年間 | |||||||||||
| 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
| 共通科目 | 区分別科目 | 修了試験 | |||||||||
| eラーニング(自施設で勤務しながら学習 ) | 演習 (集合教育) |
実習(自施設実習) | |||||||||