医学部 - 講座紹介
リハビリテーション医学
専門部門(臨床医学系講座)
リハビリテーション医学講座はさまざまな疾患によって生じる障害に対する総合的なリハビリテーション医療をはじめ、リハビリテーション医療に関わる各種検査や相談、臨床研究を行っています。
臨床研究としては、先進的なリハビリテーション治療として脳卒中後遺症による失語症や運動麻痺に対するCI療法(Constraint Induced therapy)、経頭蓋直流電気刺激(transcranial direct current stimulation: tDCS)、痙縮に対するボツリヌス療法、上肢機能障害やバランス障害に対するロボットリハビリテーション、各種機能障害に対する仮想現実(virtual reality: VR)技術を応用した治療などを行っています。主に外来患者さんに参加して頂き、通院リハビリテーション治療を行っています。
リハビリテーションセンターでは10名のリハビリテーション科医師と55名の療法士(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)で診療を行っています。毎日300名以上の入院患者さんを中心にリハビリテーション治療を提供し、スムーズな在宅復帰や回復期リハビリテーション病院等への転院を支援しています。
また、阪神南圏域地域リハビリテーション支援センターを併設し、地域のリハビリテーション医療に関する支援を行っています。また、兵庫県電動車いす等補装具判定業務委託事業による電動車椅子・座位保持装置の適合判定、義肢・装具の作製や身体障害手帳などの申請に必要な評価なども行っています。