医学部 - 講座紹介

IBDセンター

その他

本学は、潰瘍性大腸炎(UC)・クローン病(CD)の総称となる炎症性腸疾患(IBD)の専門病院として20年以上前から内科・外科共に専門医による診療を行ってきました。社会的背景の変化に伴い本邦におけるIBD患者数は急激に増加しており、現在UC患者数は22万人以上・CDでは7万人以上と推定されています。

当IBDセンターは2009年に設立され、国内屈指の2000名を超えるIBD症例における専門外来診療だけでなく、国内多数の施設より重症IBD症例をご紹介いただき、内科・外科の垣根を超えた高度な専門的診療を連携して日々行っています。さらに、豊富な症例に基づいた臨床研究・基礎研究も他の診療科と連携して行っており、高度な研究体制を維持しております。

また、昨今では腸管ベーチェット病や非特異性多発性小腸潰瘍症・MEFV関連腸炎・感染性腸炎など炎症性の腸疾患全般においても診療範囲を拡大し、大学病院ならではの専門的診療・研究を行っています。

若手医師への教育の充実も重要な課題とし様々なプログラムを実践しています。特に、IBD診療は専門性の高い診療能力が必須ですが、一般的消化器分野の知識・技術も必要となります。当センターの最大の特徴は、内科・外科共にIBDを中心とした専門的研修を行えるだけでなく、同時に一般的消化器分野についての研鑽も積むことができることです。

教育・臨床診療・研究。この三本の柱を中心とした、皆で手を取り合いながら社会に貢献できる、国内屈指のセンターであり続けたいと考えています。

講座情報

センター長
新﨑 信一郎(主任教授)
TEL
0798-45-6663(内科) 0798-45-6372(外科)
FAX
0798-45-6790(内科) 0798-45-6373(外科)
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