医学部 - 講座紹介

地域総合医療学

専門部門(臨床医学系講座)

地域総合医療学講座は、地域救急医療学講座、機能再建医療学講座と連携して篠山キャンパスにおいて、人口減少・高齢化の進む地域での医療を実践するとともに教育を行うという全国に先駆けた先進的な取り組みを行っています。

兵庫医科大学は1997年10月に国立篠山病院を継承して兵庫医科大学篠山病院を開設しました。1999年6月にリハビリテーションセンター、同年9月には老人保健施設を開設しました。2010年6月には篠山病院からささやま医療センターへ改称するとともに移転開院し、2016年1月には居宅サービスセンターを開設しました。
ささやま医療センターは、急性期一般病棟92床、地域包括ケア病棟44床、回復期リハビリテーション病棟44床、計180床の病院で、篠山キャンパスの中核です。総合診療科、内科、整形外科およびリハビリテーション科を中心に診療を行っています。診断治療に難渋する症例や高度先進医療を必要とする症例などについては、患者紹介や医師応援も含めて兵庫医科大学病院(西宮本院)と緊密に連携して対応しています。循環器内科、消化器内科、肝胆膵内科、糖尿病内分泌代謝免疫内科、呼吸器内科、血液内科、脳神経内科、リウマチ膠原病内科、産婦人科、精神神経科、泌尿器科、眼科などについては、非常勤医師を派遣していただき、診療、教育を行っています。
ささやま医療センター、老人保健施設、居宅サービスセンターが連携して、急性期から慢性期、在宅まで切れ目なく、地域に住むすべての人が住み慣れた地域でその人らしく充実した生活をできるように医療・介護を提供して、地域・社会に貢献しています。

この特長を活かし、医学部の臨床実習をはじめとして、医学部、薬学部、看護学部、リハビリテーション学部の四学部合同での多職種連携実習などの教育行っています。初期臨床研修では、兵庫医科大学病院、神戸市立医療センター中央市民病院・西市民病院、姫路赤十字病院から地域医療研修医を受け入れています。

講座情報

主任教授
藤岡 宏幸
准教授
後藤 雅史、中山 真美
講師
井上 淳一、菅原 政貴(兼務)、中野 範
TEL
079-552-1181(代表)
FAX
079-552-5343(代表)
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