医学部 - 講座紹介

分子遺伝治療学部門

先端医学研究所

ウイルスや細胞が薬として病気の治療に使われる時代になりつつあります。当部門では、「ウイルスや細胞を遺伝子改変することにより不治の病を治す」ことを目指した開発研究を行っています。

●難治性癌に対するウイルス療法の開発:当研究室が開発した腫瘍溶解アデノウイルスや増殖型レトロウイルス(RRV)を用いて、新しい癌ウイルス療法の開発を目指した基礎および橋渡し研究を行っています。RRVを用いた癌ウイルス療法については、欧米においてUCSFや企業と共同で臨床試験を開始しています。
●遺伝性難病に対する遺伝子細胞治療法の開発:先天性表皮水泡症などの遺伝性難病に対する細胞・遺伝子治療の開発を目指して、基礎および橋渡し研究を大阪大学や企業と共同で行っています。

講座情報

准教授
久保 秀司
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