看護学研究科(大学院)

研究科長あいさつ

社会の変動に対応して、生命と人権を尊重し、創造的かつ科学的に看護が実践できる人材並びに看護学の教育と研究に携わる人材の育成に努める

看護学研究科では、2025年度から博士後期課程の教育を開始します。これに伴い、これまでの修士課程を「博士前期課程」に名称変更し、博士前期課程(修士)と博士後期課程(博士)として、それぞれの学位の位置づけと連続性を意識した学びの体制を整えました。

博士前期課程では、学修者の多様なニーズに応えるため、「看護学基礎研究領域」と「看護学課題研究・高度実践領域(CNSコース)」の2つのコースを設け、それぞれの目標達成を支援します。

博士後期課程では、「看護実践開発科学分野」を設置しました。本分野では、グローバルかつ学際的な視点から看護実践における課題を明確化し、看護学および関連領域の理論やエビデンスに基づき、課題の深い分析を行い、理論構築や看護ケアの探求を進めます。これにより、看護の実践者、管理者、教育者、研究者として、看護ケアの開発だけでなく、研究成果の実装を効果的に進められる人材の育成を支援します。

看護学研究科は、教育・研究の質をさらに高め、地域社会との連携を通じて、人々の健康と生活の質(QOL)の向上に貢献してまいります。皆さまが本研究科で大きく成長し、これからの看護を牽引していくことを心より期待しています。

看護学研究科長 
今野 理恵

看護学研究科 使命・目的

使命

看護学研究科は、保健・医療・福祉及び社会の変動に対応して、生命と人権を尊重し、看護学を中心とした学際的な知識に立脚し、看護ケアを創造し、実装し、発展させることができる人材並びに看護実践の場における教育、看護研究者の養成に携わる人材を育成し、人々の健康とQOLの向上及び看護学の進歩・発展に寄与します。

目的

 看護学研究科は、看護学専攻を設け、先駆的・創造的に高度看護実践できる能力と看護ケアを創生・発信できる能力を育成します。看護学を中心とした学際的な知識と高度看護実践能力に立脚し、看護学と医療の進歩・発展に貢献できる看護実践者・研究者・教育者を育成します。

修士課程 目的・教育目標

目的

看護学研究科は、看護学基礎研究領域及び看護学課題研究・高度実践領域の2領域を設け、それぞれの看護実践の科学的根拠となる基礎理論及びその応用を体系的に教授する。人間性豊かな看護専門職者として、先駆的・創造的に高度看護実践できる能力、並びに看護現象を科学的に解明する教育・研究能力を有する人材を育成する。

教育目標

 看護学研究科は、下記の能力を身に付けた人材の育成を目標とします。

1.保健・医療・福祉の場で行う看護実践の科学的根拠と理論を修得し、看護実践に応用する能力を育成します。
2.人々の尊厳を護り人間性豊かな看護専門職者として、看護学の専門的知識と技術に立脚し、先駆的・創造的に高度看護実践できる能力を育成します。
3.看護現象を科学的に解明する看護学の教育・研究能力を育成します。

博士後期課程 目的・教育目標

目的

 看護学研究科は、看護実践開発科学分野を設け、看護学の専門的知識と技術に立脚し、看護現象を科学的に解明する教育・研究能力をもって看護の場を変革できる人材を育成する。

教育目標

看護学研究科は、下記の能力を身に付けた人材の育成を教育目標とします。

研究成果を看護ケアに実装化し変革力を有する看護実践者、研究者、教育者として、グローバルかつ学際的な視点から施設やコミュニティにおける看護実践に関する課題を見出し、看護学及び関連領域の諸理論やエビデンスから分析を深め、看護実践の場において看護職者を含む医療専門職者及び看護研究者と連携・協働し、看護ケアを創生・発信できる能力を育成します。