心理学
講座(部署)紹介
心理学の研究方法や認知心理学の成果を元に、医療現場における安全の実現、障害のある人の認知機能やコミュニケーション、学生支援に関する研究を行っている。
具体的なテーマは以下のとおりである。
- 医療現場における“し忘れ”に関する認知心理学的研究
- 統合失調症に伴う選択的注意機能障害の検討
- 色覚障害のある人の色情報処理の特徴についての研究
- 補助代替コミュニケーション手段としての視覚シンボルについての研究
- 点字の習得に関する研究
- 医学部生の自我同一性獲得に関する研究
研究の現状
概要
様々な状況における認知機能の特徴について検討し、現実世界でおこる問題について、認知心理学の研究成果を元に、その原因や、具体的な解決策について検討している。
様々な状況における認知機能の特徴について検討し、現実世界でおこる問題について、認知心理学の研究成果を元に、その原因や、具体的な解決策について検討している。
主題
- “し忘れ”とは、必要な時に必要なことを思い出す記憶の1つ展望記憶の失敗であると考えられるが、“し忘れ”が医療現場で起こる原因と“し忘れ”を減らすための対策についての研究。
- 視覚提示された対象物を効率的に知覚し、処理するための選択的注意の機能が、慣れと課題の負荷によってどのように影響されるかについての研究。
- 統合失調症に伴い、選択的注意の機能がどのように影響されるかについての研究。
- 色覚障害のある人の色情報処理の特徴、視覚障害者における点字習得に関する問題、音声コミュニケーションが困難な障害を持つ人の視覚シンボルを用いたコミュニケーションのあり方についての研究。
- 青年期の心理的課題である自我同一性獲得の状況と、学生自身の進路選択の関連、および大学における効果的な教育の方法についての研究。
自己評価・点検及び将来の展望
医学部という環境の中で、社会に貢献できる研究や学生支援をさらに進めていきたい。
医学部という環境の中で、社会に貢献できる研究や学生支援をさらに進めていきたい。
責任者 | 室井 みや(教授) 【専門分野:心理学】 |
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TEL | 0798-45-6285 |
FAX | 0798-45-6285 |