医学部 - 講座紹介

形成外科学

専門部門(臨床医学系講座)

形成外科は、ケガや病気で身体に傷ができたり形や動きが悪くなったりした所や、身体の表面の腫瘍(できもの)を治す外科です。
生まれつき顔や手足の形が正常ではなかったりアザがあったりする時、顔にケガをしたり顔の骨が折れたりした時、顔や手足を動かす神経や筋肉が切れたり弱くなったりした時、がんの手術で身体の一部がなくなってしまった時、皮膚の表面やその下に何かできものができた時、体に目立つ傷あとが残ってしまった時などが形成外科の出番です。
傷を縫い合わせたり、体の他の場所から余っている部分を持ってきて貼り付けたり、元の形に作り直したりします。
私たちは、頭のてっぺんから足の先まで、様々な部位の病気やケガを治しますので、頭、額、まぶた、鼻、耳、頬、唇、顎、首、胸、背中、おへそ、おしり、手足や指の全てが治療の対象になります。
医学が進歩してより多くの患者さんをよりうまく治せるように、形成外科でもいろいろな研究をしています。 まず、たくさんの人がかかるようにな「がん」を手術で切り取った後を、できるだけ元の状態に戻すために、皮膚、血管、神経、筋肉などの組織の「再生」や「移植」の研究を続けています。
次に、世の中には「糖尿病」や「動脈硬化」、「床ずれ」などが原因で、消毒や塗り薬などの普通の治療では治らないキズがあります。それらのための、特殊な薬剤や治療器具、手術の方法なども開発しています。

講座情報

主任教授
垣淵 正男
教授
西本 聡
准教授
河合 建一郎
講師
藤原 敏宏、石瀬 久子
TEL
0798-45-6753
FAX
0798-45-6975
講座専門サイト
https://www.hyo-med.ac.jp/department/plst/
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