医学部医学科
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兵庫医科大学医学会

解剖学(細胞生物部門)

講座(部署)紹介

当教室は、城 勝哉 初代教授により始まり、関 真 前教授が継承し発展してきた。
教育では医学教育の基本である解剖学教育の一端を担っている。解剖系の一部の講義、器官・臓器の発生、循環器、呼吸器、泌尿生殖器、内分泌、感覚器、中枢神経系の解剖を担当し、解剖系の実習を解剖学神経科学部門とともに担当している。

研究に関しては、従来、解剖学的、組織学的、細胞生物学的な手法を用いた中枢神経系、自律神経系の回路の解明を中心に行ってきた。
現在、従来の研究を進めるとともに、神経系の構造と機能を解明することを目標に取り組んでいる。

研究の現状

概要

近年、神経系の解析は著しい進歩を見せているが、神経系の病気は未だに医学的に治療困難であり、課題が残されている。
当教室では、組織学的、解剖学的な詳細な観察を基にした結果から、新たな研究手法を取り入れて観察した構造が果たす機能に迫ることを目標に研究を行っている。中枢神経系、自律神経系を主な対象として、基礎的な生体の調節機構を解明する新たな知見を積み重ねることで、病態解析や治療に向けて貢献していくことを目的としている。


主題
  1. 神経系の発生・発達を制御する分子群の解明
  2. 腎臓の体液調節と尿産生における自律神経系の調節機構の解明
  3. 視床下部-下垂体系の調節機構の解明
  4. 細胞外基質の影響による神経系の細胞動態の解析
  5. 感覚受容器の生体内の分布とその機能

当教室では、知覚に関わる感覚受容器の体内深部での分布について、解剖学の学生実習に際し、2017年4月より、2018年1月末までに献体いただいたご遺体のうち6体を用いて検討を行う予定にしております。
検討を行う感覚受容器は、皮膚での存在および機能はよく知られておりますが、体内深部での分布などの情報が非常に少なく、その正確な役割については判明しておりません。われわれは、体内深部に存在するこの感覚受容器が生体のコントロールや特殊な病態の発現に関わる可能性があると考えております。今後、この検討による成果を学会などで報告し、医学の発展に寄与する予定です。

なお、献体者のご遺族の方で、同意を撤回したい等のご要望があるかたは、お手数ですが下記連絡先までご連絡ください。

研究内容の詳細(PDF)

【上記研究に関する情報】
 研究課題名: 「人体の深部に存在する感覚受容器の上肢における分布とその特徴に関する検討」
 研究期間: 2018年10月より2021年3月まで
 実施責任者: 解剖学 細胞生物部門 八木 秀司
 本研究に関する連絡先: 0798-45-6484
  

自己評価・点検及び将来の展望

研究に関しては、それぞれの主題について学会を中心に研究結果を発表しており、成果を上げている。
今後は、現在の成果をさらに発展させるべく、研究を継続するとともに、病態における機能的な意義を追求し、臨床にも応用できる結果を得るべく発展させていく。このために、共同研究も積極的に行い、新たな視点を取り入れることを試みる。当教室では、研究医コース在籍の学生を中心に医学部生が研究に関わる機会を増やしている。医学部生に研究の面白さを経験してもらうことで、将来の研究に従事する医師の増加を図る。



八木 秀司 主任教授
八木 秀司 主任教授
責任者| 八木 秀司(主任教授)
専門分野:神経解剖学
准教授| 前田 誠司
TEL| 0798-45-6484
FAX| 0798-45-6485

兵庫医科大学 〒663-8501 兵庫県西宮市武庫川町1番1号 TEL:0798-45-6111 (代)

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