西宮病態モデル研究センター(医学部)
動物の搬入について
西宮病態モデル研究センターに動物を搬入するには、下記の要件があります。
まず、承認された動物実験計画書に記載されている実験動物であること、法令や本学の関連規程に基づいた手続きを経ていることが必要です。加えて、西宮病態モデル研究センターで定める微生物学的清浄度(SPF指定微生物)の基準を満たしているか、飼育場所が確保されているか等も事前に確認してください。
A. 動物の購入・発注について(指定動物業者から購入)
- 動物を購入する場合、指定動物業者(ジャクソン・ラボラトリー・ジャパン、日本クレア、日本SLC)又は指定動物業者を経て入る動物業者への発注連絡はセンターが行います。
- 利用者は、事前に購入動物の予約を行った後に、「[利用細則 様式第4号]西宮病態モデル研究センター動物購入依頼書」を原則として動物購入予定の1週間前にセンター管理室に提出してください。
- 様式の提出は、直接、FAX、メール添付等都合の良い方法で行ってください。
- 動物納入の連絡は管理室から利用者に行います。
- 指定動物業者からの動物の納入日は原則としてジャクソン・ラボラトリー・ジャパンは火曜日、日本クレア、日本SLCは水曜日と金曜日です。
大手の指定動物業者動物発注受付〆切り日時 | ||
納品日 | 発注受付〆切り日時 | ブリーダー |
火曜日 納品分 |
前週の水曜日午前中(12:00)まで 祝日の場合はその前日の同時刻まで |
オリエンタル酵母 (ジャクソン・ラボラトリー・ジャパン) |
水曜日 納品分 |
前週の木曜日午前中(12:00)まで 祝日の場合はその前日の同時刻まで |
日本SLC 日本クレア |
金曜日 納品分 |
その週の月曜日午前中(12:00)まで 祝日の場合はその前日の同時刻まで |
日本SLC 日本クレア |
B. 他機関(他大学等)からの搬入について

実績のある大手の指定動物業者以外から搬入する場合は、以下の書類の提出が必要となります。また、搬入動物によっては諸手続きが必要となります。必要な手続き・書類の提出を受けた後検疫を行い、実験使用の可否を連絡します。
- 譲渡機関より、3か月以内の納入予定動物飼育室の「微生物検査成績書」と「実験動物授受のための動物健康及び飼育形態調査レポート」(公私立大学実験動物施設協議会の様式)の提出が必要です。
〈飼育形態調査レポート〉〈兵庫医科大学西宮病態モデル研究センターSPF基準〉 - 利用者より、「[利用細則 様式第5号] 西宮病態モデル研究センター動物搬入通知書」の提出が必要です。
- カルタヘナ法の規制を受ける動物の場合:事前に手続きが必要です。
- 海外から齧歯類を輸入する場合:輸入届出制度の手続きが必要です。
※動物の死体(齧歯類、ウサギ類)であっても、届出が必要となります。
検疫の結果、不合格となった動物であっても、クリーニングによって実験使用可となる場合があります。尚、クリーニングの費用は利用者負担となります。不適とされた動物の処分は利用者が行ってください。
※微生物モニタリングの成績が病態モデル研究センターで指定するSPFの基準をクリアしている場合でも、飼育形態調査レポートやその他の添付書類により、受け入れを拒否する場合があります。
詳細は西宮病態モデル研究センター管理室までお問い合わせください。