西宮病態モデル研究センター(医学部)

飼育室の利用について

 適正な飼養保管環境を維持するため、飼育管理業務(ケージ交換、給餌、給水、洗浄、消毒、滅菌、清掃等)は全てセンター職員等が標準操作手順書(SOP)に基づき一律に行います(業務委託飼育)。従って、特別な飼育管理(特殊飼料の給餌・制限給餌等)が必要な場合は管理室担当者にご相談ください。

1.飼育費

実験動物の飼育管理に伴う費用は、常務会で決定された単価に基づいて計算し、各部署より徴集します。
(特別な飼育管理を行う場合は、別途に費用が発生する可能性があります。)

選定飼料を用いた場合の飼育費
動物種 飼育費/ケージ/日 選定飼料
BSマウス 40 滅菌MF
SBマウス 40 滅菌MF
SBラット 60 滅菌MF
SB多目的マウス・ラット 20 滅菌MF
OPマウス 30 MF
OPラット 46 MF
OPハムスター・スナネズミ 38 MF
ウサギ 56 CR-3
モルモット 70 CG-7
P2A(マウス) 139 MF
P2A(ラット) 169 MF
受入エリア(マウス) 40 滅菌MF
受入エリア(ラット) 60 滅菌MF
使い捨てケージ(イノラック) 60 滅菌MF
貸しケージ(マウス) 22
貸しケージ(ラット) 28

※添加・欠乏等、特殊な飼料は、原則として、利用者が自ら準備し、給餌してください。
※絶食時も上記価格の通り徴集します。

2.給餌

原則はセンター職員等が以下のように給餌します

  1. マウス・ラット・ハムスター・スナネズミ
    選定飼料を不断給餌
  2. ウサギ・モルモット
    選定飼料を一日100g(ウサギ)、50g(モルモット)

3.給水

給水瓶または自動給水装置でRO水を自由摂取

※薬品添加等、特殊な飲水は、原則として、利用者が自ら準備し、給水してください。

4.観察

全ての実験動物の健康状態を毎日チェックします。動物に死亡・出産等の変化が見られた場合及びケージ分けが必要な状態等は利用者に連絡します。

※ケージ分けの要請を受けたにも関わらず、対応がなされなかった場合は飼育担当者よりセンター実験動物管理者へ報告することとなっています。