西宮病態モデル研究センター(医学部)

飼育室の利用について

 適正な飼養保管環境を維持するため、飼育管理業務(ケージ交換、給餌、給水、洗浄、消毒、滅菌、清掃等)は全てセンター職員等が標準操作手順書(SOP)に基づき一律に行います(業務委託飼育)。従って、特別な飼育管理(特殊飼料の給餌・制限給餌等)が必要な場合は管理室担当者にご相談ください。

1.飼育費

実験動物の飼育管理に伴う費用は、常務会で決定された単価に基づいて計算し、各部署より徴集します。
(特別な飼育管理を行う場合は、別途に費用が発生する可能性があります。)

選定飼料を用いた場合の飼育費
動物種 飼育費/ケージ/日 選定飼料
BSマウス 42 滅菌MF
SBマウス 42 滅菌MF
SBラット 63 滅菌MF
SB多目的使用費 21
OPマウス 32 MF
OPラット 49 MF
OPハムスター・スナネズミ 40 MF
ウサギ 59 CR-3
モルモット 74 LRC4
P2A(マウス) 139 MF
P2A(ラット) 169 MF
受入エリア(マウス) 42 滅菌MF
受入エリア(ラット) 63 滅菌MF
使い捨てケージ(イノラック)ケージ1セット 1050円/回**
使い捨てケージ(イノラック)本体1個 294円/1回**
使い捨てケージ(イノラック)給水瓶1個 137円/1回**
SB多目的飼育室用無塵衣 945円/1回**
床敷き補充費 24円/1回**

※添加・欠乏等、特殊な飼料は、原則として、利用者が自ら準備し、給餌してください。
※SB多目的飼育室、P2A飼育室(1,2,多目的)は、利用者が自らケージ交換、給水瓶交換してください。
※絶食時も上記価格の通り徴集します。
※※1回あたりの費用です。

2.給餌

原則はセンター職員等が以下のように給餌します

  1. マウス・ラット・ハムスター・スナネズミ
    選定飼料を不断給餌
  2. ウサギ・モルモット
    選定飼料を一日100g(ウサギ)、50g(モルモット)

3.給水

給水瓶または自動給水装置でRO水を自由摂取

※薬品添加等、特殊な飲水は、原則として、利用者が自ら準備し、給水してください。

4.観察

全ての実験動物の健康状態を毎日チェックします。動物に死亡・出産等の変化が見られた場合及びケージ分けが必要な状態等は利用者に連絡します。

※ケージ分けの要請を受けたにも関わらず、対応がなされなかった場合は飼育担当者よりセンター実験動物管理者へ報告することとなっています。