受賞
日本中医薬学会学術総会で本学薬学部生がダブル受賞の快挙
2021.11.24
2021年度11月3日・7日に行われた「日本中医薬学会」第11回学術総会にて、本学薬学部学生の宗和真代さんと水田京香さんがそれぞれ「学生優秀発表賞」「学生発表賞」を受賞しました。宗和さんの研究では、十全大補湯を構成する生薬の成分について最新の研究データを文献調査し、添付文書には記載のない「脳血管疾患やアルツハイマー型認知症の予防及び治療」に適応できる可能性を見出しました。水田さんの研究では、蒼朮の主成分であるAtractylodinが、痛み受容体TRPA1に長時間作用することを明らかにし、Atractylodinが鎮痛薬の候補となりうることを見出しました。
受賞名 | 演題 | 受賞者 |
学生優秀発表賞 |
構成生薬の主成分の薬効・薬理からみた 十全大補湯の新しい適応の提案 |
宗和真代 (薬学部6年) |
学生発表賞 |
TRPA1 チャネル活性を有する Atractylodin の発痛作用 |
水田京香 (薬学部6年) |