受賞
「2025年度放射線教材コンテスト」にて薬学部生が最優秀賞を受賞
公益財団法人日本科学技術振興財団が主催する放射線に関する正確な知識・技能の普及啓発を目的とした「2025年度放射線教材コンテスト」において、薬学部 藤野 秀樹 教授の研究室に所属する薬学部5年生の船生 翔太郎さん、古林 幸起さんの2名が最優秀賞を受賞しました。本コンテストでの受賞は今回で6年連続となります。
2025年12月27日には、科学技術館(東京都千代田区)にて表彰式が行われ、受賞作品のブース実演およびパネルディスカッションが実施されました。学生たちは、ポリ塩化ビニルが紫外線によってシンチレーション反応を示す点に着目し、ポジトロン断層法(PET-CT)やホウ素中性子捕捉療法(BNCT)を理解できる教材を開発したことや中高生への実演の様子を紹介しました。本受賞およびブース実演は参加者からは高い評価を受け、電気新聞 1月8日朝刊にも掲載されました。
| 受賞した教材名 | 受賞項目 | 受賞者名 |
| ブラックライトで核医学診療を理解しよう! | 最優秀賞 | 船生 翔太郎、古林 幸起 |
これらの放射線教材は、核医学分野での利用について関連性を持たせ、中高生でも理解しやすいように工夫されています。また授業の一つとして取り組めるように実習書や実演動画などのコンテンツも企画しました。
藤野教授の研究室の学生らは、2025年10月に和歌山信愛中学校高等学校で、中学2年生及び高校2年生(医療看護コース)を対象に出前授業として実施するなど、自ら企画したコンテンツを活かし教育活動にも取り組んでいます。
受賞者のコメント
薬学部 5年 船生 翔太郎 さん
発表会では、放射線に関する様々な分野の先生方に発表を行うことで、学びの多い経験をさせていただきました。今回の受賞は、仲間と試行錯誤を重ねた日々が報われたようで、本当に嬉しいです。教材作成では、研究室メンバーと「理解しやすい教材」を目指して議論を深めるなど、苦労した点もありましたが、皆と協力することで、受賞に繋がったと考えています。さらに、研究が手探り状態であった私たちに、わかりやすくご指導くださった藤野先生や栄井先生、研究室の皆様、そして家族に心から感謝いたします。この経験を糧に、わかりやすく説明できる薬剤師を目指して、これからも学びを深めていきます。
薬学部 5年 古林 幸起 さん
最優秀賞を受賞することが出来て大変嬉しく思います。本教材は、最先端のがん治療について中学生にも分かりやすく伝えたいという思いから、視覚的に理解しやすい構成となるよう工夫して作成しました。制作にあたっては、藤野先生や栄井先生をはじめ、関わってくださった皆様から丁寧なご指導と温かいサポートをいただき、本教材を完成させることが出来ました。また、教材の構成や表現について多くの助言をいただくことによって、学習者の視点に立って考えることの大切さを学ぶ貴重な機会となりました。今後も、この経験を糧に努力を続けていきたいと思います。