お知らせ
本学リハビリテーション学部 作業療法学科との連携が、一般社団法人Arc & Beyond「インパクトレポート2025」に掲載されました
本学と共同研究計画を締結している、ソニーグループが設立した一般社団法人Arc & Beyondより、「インパクトレポート2025」が公開され、本学との連携についても紹介されました。
本学は、Remixia(リミクシア)プロジェクトのパートナーとして、作業療法学科 助教 坂口 雄哉を中心に、ICT・IoTなどのテクノロジーを作業療法教育に取り入れる取り組みを進めています。(Arc & Beyond インパクトレポート 2025|P.45「⑥ 作業療法教育での実践」)
プロジェクト概要
Remixiaプロジェクトが取り組む「インクルーシブ・メイキング」は、その人の「やってみたい」を出発点に、本人だけでなく、周囲の人や異なる分野の人々が一緒になって、身近な道具やテクノロジーを組み合わせながら小さく試し、「できる形」をつくっていくプロジェクトです。
福祉、教育、作業療法、表現活動などの現場で生まれる「できない」という困りごとを、本人だけの問題ではなく、道具や環境、仕組みのあり方から捉え直し、身近なテクノロジーを活用して解決を試みるRemixiaプロジェクトの取り組みが進められています。現場の困りごとや「やってみたい」という思いを起点に、センサーやAI、ノーコードなどを活用しながら、現場の人自身が試行錯誤できる環境づくりを目指しています。そこで生まれた工夫や学びを共有し、他の現場にも活かしていくことを目指しています。
本学での取り組み
2年生の授業「作業療法活動学実習Ⅱ」では、ソニー製のIoTブロック「MESH」を活用し、学生自身の生活を題材に、「身の回りの困りごとをテクノロジーで解決できないか?」を考えました。学生は、MESHのセンサーやスイッチなどを組み合わせながら、アイデアを実際に試作。「考える」だけでなく、「つくる・試す・改良する」ことを通して、生活を支えるさまざまなアイデアを形にしました。
本取り組みでは、ICT・IoTを「難しい技術」として学ぶのではなく、福祉用具や自助具と同じように、「生活を支えるためのツール」として捉えることを重視しています。
こうした学習を通して、テクノロジーへの苦手意識を軽減するとともに、「作業療法×テクノロジー」で新しい支援を創り出すことのできる作業療法士の育成を目指しています。
今後の展望
今後もArc & Beyondとの共同研究およびRemixiaプロジェクトとの連携を通じて、教育を起点に、医療・地域などさまざまな場面において、一人ひとりの「やってみたい」を実現するインクルーシブなテクノロジー活用の可能性を追求していきます。
掲載情報
共同研究先 :一般社団法人 Arc & Beyond (アーク アンド ビヨンド)
掲載タイトル :Arc & Beyond インパクトレポート 2025