お知らせ

「IPW(多職種連携)」を実践できる医療人の育成に向けて新しい実習&選択制コースを導入予定!

お知らせ

兵庫医科大学は、IPW(多職種連携)を実践できる医療人の育成を目的に、順次「多職種連携総合臨床実習(※仮称)」と「選択専門コース(※仮称)」を導入予定です。

多職種連携総合臨床実習(※仮称)

兵庫医科大学では、異なる医療職種同士の相互理解を深め、現代の医療に求められる「チーム医療」を駆使して患者さんの問題を解決する能力を身につけることを目的に、2009年度~2021年度まで、兵庫医科大学の医学部、兵庫医療大学の薬学部、看護学部、リハビリテーション学部の学部生による「チーム医療演習」を行ってきました。

今後、IPE(多職種連携教育)をさらに推進するため、より実践的な学びの場として「多職種連携総合臨床実習(※仮称)」を開設する予定です。

従来は座学とグループ討議、模擬カンファレンスなどを中心に行っていた「チーム医療演習」をさらに発展させ、実際の臨床現場(※場所は兵庫医科大学ささやま医療センターなどを検討中)で多職種連携を体験してもらうプログラムを導入予定です。

選択専門コース(※仮称)

 

将来の進路について、希望者に応じた選択制コースを導入する予定です(※薬学部・看護学部・リハビリテーション学部の学生が対象)。

従来、キャリアデザインセンターで実施していた学生のキャリア形成支援をさらに発展させ、それぞれコースとして内容を充実させ、学生の進路に応じた支援を強化する予定です。

<3学部共通コース>

(1)公務員受験コース

公務員をめざす学生に向けて、時事問題・社会問題対策も含めた学力試験の指導や小論文の添削など、公務員試験対策に特化した指導を行う予定です。

(2)フィジカルアセスメント達人コース

近年は医師以外でも、バイタルサインをはじめとした的確なフィジカルアセスメントを行うことが求められてることから、シミュレーションセンターなどで実技中心の教育を行う予定です。

(3)解剖生理・病態生理学修コース

薬・看護・リハビリテーション学部では、急性期、慢性期など「ステージ別」で分けた教育を行っているため、解剖生理や生体生理の知識が必要な急性期病棟の勤務や特定行為研修の現場を想定した「臓器別」での学修を検討しています。

<学部別コース>

薬学部では細胞培養や遺伝子関連の実験技術を学ぶ「企業・研究所コース」、看護学部では今後の看護職の活躍の場の新たな方向性を考える「起業・経営コース」、卒前からの臨床適応促進プログラムを実践する「臨床看護師コース」など、学部ごとの性質に合わせたコースの設置を検討しています。