お知らせ
兵庫医科大学ささやま医療センター等の経営移譲について
学校法人兵庫医科大学
理事長 太城 力良
学校法人兵庫医科大学は、兵庫医科大学ささやま医療センター、ささやま老人保健施設及びささやま居宅サービスセンター(以下「ささやま医療センター」)の経営について医療法人社団みどり会にしき記念病院(理事長 井手 通雄、以下「にしき記念病院」)と経営移譲に関する具体的な協議を進めることとなりましたのでお知らせいたします。
ささやま医療センターは、長年にわたり丹波篠山地域の医療・介護の中核としての役割を担って参りましたが、丹波篠山市との「兵庫医科大学ささやま医療センター運営等に関する基本協定書」(以下、「基本協定書」)の協定期間が本年7月に終了することを踏まえ、市ともご相談の上、丹波篠山地域において引き続き安定的に医療・介護を提供し続けるための方向性として、地元の2医療機関と経営移譲に関する話し合いを行って参りました。
今後の地元医療に対する取組方針を始め、経営移譲に関する2医療機関の考え方などを、本学で総合的に検討した結果、今回「にしき記念病院」と経営移譲に関する具体的な協議を進めることとなりました。
また、「にしき記念病院」との経営移譲に関する協議が整うまでの間、丹波篠山地域の医療体制を継続していくため、2025年7月13日に期間満了を迎える「基本協定書」については一部の条項を除き、2026年3月31日まで延長することとして、2025年7月12日にその旨の覚書を締結しました。
「にしき記念病院」との経営移譲に関する協議については、丹波篠山地域での医療・介護に空白期間が生じることのない様に、丹波篠山市、兵庫県のご理解・ご支援も頂きながら、迅速かつ精力的に進めて参る所存です。
患者の皆様、地域の皆様におかれましては、ご不便ご心配をおかけいたしますが、経営移譲の協議がまとまるまで、丹波篠山地域の中核病院また介護施設として地元の医療・介護にしっかりと貢献して参りますので、何卒ご理解をいただきます様お願い申し上げます。