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【クラブ活動】フィールドで育む、未来の医療チームワーク ~医学生アメフト決戦 ドクタマボウル2025

トピックス

6月29日(日)、医師を目指す学生たちによるアメリカンフットボールの大会「ドクタマボウル2025」が、神戸市立王子スタジアムで開催されました。第10回の節目を迎えた本大会は、医学部に所属するアメリカンフットボール部の学生たちが技術を磨き、互いに競い合う場として、2015年より毎年開催されています。
今大会で、兵庫医科大学医学部アメリカンフットボール部 SiegFried(ジークフリード)は、近畿大学医学部アメリカンフットボール部 SARTORIUS(ザルトリウス)と熱戦を繰り広げました。惜しくも敗退という結果となりましたが、MIPには3年生の円山大樹さん、敢闘賞には同じく3年生の亀井真宙さんが選ばれ、健闘が称えられました。

試合の様子

アメリカンフットボール部 SiegFried(ジークフリード)からのコメント

限られた時間に、無限の情熱を(主将 鎌田さん)

ドクタマは関西に2校しかない医学部アメフト部が激突する、シーズンで最も熱くなれる舞台です。限られた練習時間の中で、自分たちがどこまで力を出し切れるのか――本気でぶつかり合えるこの試合を心から楽しみにしてきました。
今年は悔しい結果でしたが、来年こそ力を磨き必ず勝利を掴み取ります。

今季のSiegfriedは「All out!!」をスローガンに掲げました。アメフトは、フィールドの選手だけでなく、サイドラインも含めた全員がそれぞれの責任を果たしてこそ勝てるスポーツです。この姿勢は将来の医療現場でのチーム医療にも通じるものだと感じています。

仲間とともに、そして支えてくださる全ての方々への感謝を胸に、全力で戦い抜きます。

すべての役割が、ひとつのチームを創る(円山さん)

対戦相手ではありますが、近畿大学医学部の皆さんとともに、学生アメリカンフットボールを盛り上げたいという気持ちで、毎年ドクタマを楽しみにしています。
中学・高校、そして大学とアメフト部のある学校に進学し、このスポーツと出会えたのは、まさに運命だったと感じています。これからもアメフトを心から好きでいたいと思っています。

また、プレーヤーだけでなく、マネージャーなどさまざまな役職があることも、このスポーツの大きな魅力です。それぞれの立場でチームに関われることで、一体感ややりがいを感じることができました。

次は、ドクターとしてチームの一員になることを目指し、これからも努力を続けていきます。

自由と挑戦の中で見つけたアメフトの新たな魅力(亀井さん)

私にとってアメフトは、人生の半分以上を共に歩んできたスポーツですが、中学・高校時代と比べて、大学での関わり方は大きく変化しました。技術指導者の言葉をひたすらに実行し、スキルアップに専念していた当時とは違い、今は指導者がいないからこそ、自分たちで自由に作戦を考え、チーム全体を動かしていく――そんなアメフトの新しい魅力に気づくことができました。

私にとってドクタマボウルは、いろいろな作戦を試すことができる貴重な場であり、秋シーズンへの”試金石”でもあります。
今回の一敗に囚われるのではなく、敗因を冷静に見極め、次にどう生かすかを考え、より完成度の高いチームを作りたいと思います。


来年の勝利を目指し、部員一同さらなる練習に励んでまいります。今後とも温かいご声援をよろしくお願いいたします。