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医学部生が日本消化器外科学会総会の優秀演題賞を受賞 (6年次 数井 えりささん)

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(左から)池田主任教授、数井さん、片岡講師

2020年12月15日(火)~17日(木)にかけて和歌山ビッグウエーブおよびオンラインで開催された「第75回日本消化器外科学会総会」にて、本学 医学部6年次の数井えりささんが「医学生・メディカルスタッフ・初期研修医セッション」でスライド発表し、「優秀演題賞」を受賞しました。

数井さんは、下部消化管外科の片岡講師の勧めで、5年次の臨床実習(ポリクリ)にて執刀補助として立ち会った手術の症例を学会にて発表。幼少期にオーストラリアの現地学校に数年通った経験と、医師を志す前に上智大学 外国語学部 英語学科 在学中に学修した経験を踏まえ、自ら英語でスライド発表することを選択しました。

受賞演題

A case of curative extended surgery for recurrent retroperitoneum mesothelioma

授与団体

一般社団法人 日本消化器外科学会

発表スライド (一部抜粋)

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指導教員からのコメント

消化器外科学 下部消化管外科
主任教授 池田 正孝

学部生で学会発表を行うケースはめったにないため、発表した際のインパクトが大きかったと思います。英語を駆使した発表で、これまでの留学や修学・就業経験を活かすことができていました。数井さんに続き、本学の学生には、ぜひ積極的に学会発表に取り組んでほしいです。

消化器外科学 下部消化管外科
講師 片岡 幸三

数井さんにとって初めての学会発表だったにもかかわらず、スライドの構成や文章のまとめも上手に作成していました。 学生時代に学会発表を行った経験は貴重です。これをきっかけに、ぜひ外科医への進路も視野に入れてもらえればうれしいです。

受賞した数井 えりささん

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~Profile~

上智大学 外国語学部 英語学科卒業後、地方テレビ局にアナウンサーとして就職。
報道に携わるなかで、「命にかかわる仕事がしたい」と一念発起して医学部を再受験。
26歳で兵庫医科大学に入学し、2021年2月現在、卒業間近の6年次生。

受賞した数井さんにQuestion!

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Q 学会でどのような発表を行いましたか?

5年次の臨床実習で手術に立ち会わせていただいた、希少性の高い「悪性腹膜中皮腫」の手術症例について発表しました。
神経や筋肉の範囲まで取り除く必要があり、下部消化管外科の医師だけでなく、整形外科の医師と共同して実施する大がかりで難易度の高い手術でしたが、成功し予後も良くなりました。

Q 学会員からどのような質問が挙がりましたか?

PET-CT検査結果を基に診断した症例だったのですが、手術後も同検査を使うのかといった質問をいただき、片岡先生にご相談のうえ回答しました。

Q 発表することで、新たな発見はありましたか?

大学でプレゼンを行う授業や試験はそれまでにもありましたが、学会発表用には独特な言い回しや表現方法などがあり、学ぶことが多かったです。
自分で作成した資料を片岡先生に見ていただき、多くのアドバイスを受けてブラッシュアップしました。

Q 受賞した感想をお聞かせください

優秀演題賞を受賞したという連絡が届いたときは、素直に嬉しかったです。実は、吉報が届いたのは医師国家試験の受験前日だったのですが、「幸先がいいな」と喜びました。また、日本語ではなく、英語で発表したことも評価されたのではと感じています。

発表に当たっては、お忙しいなか下部消化管外科の先生に何度もアドバイスをいただいたので、とても感謝しています。もともと外科分野への興味は低い方でしたが、発表内容的にも、医局の先生方のやさしい雰囲気を感じて興味が出始めました。

6年次で卒業試験や国家試験の勉強が大変ななか、また、私生活でも出産し、公私ともに忙しい日々を送るなかでの挑戦でしたが、今は、「一生懸命取り組んで本当に良かった」と実感しています。 後輩には「学生なので、うまくできなくて当たり前。 ぜひ前向きに学会発表にチャレンジしてほしい」と伝えたいです。

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