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医学部卒業生による新種の魚類「ブナガヤボウズハゼ」の新しい生息地発見に関する報告が学術誌に掲載されました

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今年3月に医学部を卒業し、現在は臨床研修医として活躍されている清水晃太郎さんが投稿した報文が2023年5月23日、琉球大学が発行する学術誌『Fauna Ryukyuana』に掲載されました。

論文名は「水中写真に基づく石垣島初記録のブナガヤボウズハゼ」。
2021年に台湾や沖縄本島で発見された新種である「ブナガヤボウズハゼ」を初めて石垣島で発見し、新たな生息地として認められたことになります。

清水さんは昔から魚類にたいへん深い造詣をもっており、魚類の発生学を専門とする医学部生物学講座の菅原文昭准教授の研究室へ1年生の頃から足繫く通っていたとのこと。
今回の新発見を菅原准教授へ報告したところ、報文投稿を勧められ今回の掲載に至りました。

現在は泌尿器科の医師をめざして日々研修に励んでいますが、引き続き魚類に対する探究も続けていただきたいと意欲を見せていました。

生物学研究室のヤツメウナギとともに写る医学部卒業生の清水晃太郎さん