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「2022年度 兵庫医科大学医学部 第46回卒業式」を挙行

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2023年3月2日、「2022年度 兵庫医科大学医学部 第46回卒業式」を執り行いました。新型コロナウイルス感染症拡大を防止する観点から、参列者の人数制限や座席間隔の確保を行う一方、卒業生については場面に応じてマスクを着脱する等、門出を祝う式典と感染症対策の両立を図る形で実施しました。

新型コロナウイルスの感染拡大により、実習の中止や数多くのカリキュラムの変更、部活動の活動停止など、最後の学生生活で様々な制限を余儀なくされた111名の卒業生。変化や不安の多い中でも真摯に勉学に励んだ結果、無事に卒業の日を迎え、野口学長から学位記を授与された後、「近い将来、皆さんが立派な医師になり、医療に貢献し、医学界で活躍している姿をぜひ見せてください」と激励の言葉がかけられました。
また、創設者の森村茂樹先生にちなんだ「森村賞」など各賞の表彰が行われ、46期生の功績が称えられました。

卒業式の後は、恒例行事である記念樹の植樹も行なわれ、卒業生にとって忘れられない1日となりました。

※神戸キャンパス3学部3研究科の卒業式につきましては、2023年3月15日に別途挙行されました。その模様は後日掲載予定です。

学長式辞(一部抜粋)

振り返れば今から6年前の4月4日に入学式を迎えられ、5年ほど前には一緒に実習を行った皆さんが、晴れて卒業の日を迎えられることは、私にとっても大変感慨深く、喜ばしい気持ちです。

皆さんの中には4月から兵庫医科大学病院で働く方も多くいらっしゃいますが、外の病院で初期研修をされる皆さんも、ぜひいつの日か母校に帰って来てほしいです。兵庫医科大学の素晴らしいスタッフが皆さんを待っています。近い将来、立派な医師となった皆さんに会えることが私にとって何よりの喜びです。

これから必ず味わう医療現場での挫折を「自らを鍛える良い機会」と捉え、前向きに進んでほしいと思います。そして救いを求める組織として、真っ先に母校が皆さんの脳裏に浮かぶよう、医療機関として、大学として、同窓会組織としての価値を高め、卒業生の皆さんとの交流をはかっていきたいと思います。

心より、ご卒業おめでとうございます。

各受賞者

■森村賞:6年間を通じ、優秀な成績をもって卒業する学生に贈る賞

前迫 哲史さん
「勉強するには十分すぎる環境が整っています。最高の仲間たちと最高の6年間をENJOYしてください」

川端 真由子さん
「大学生活を通して、仲間と共に知識・技能・人間性を高め合うことで成長し、医療人としての基盤を築くことができます」

■研究医コース学長賞:研究医コース学生のうち、研究活動で優れた功績のあった学生に贈る賞

大西 義之さん
「先生や先輩方がしっかりサポートしてくださったので、人と違うことでも安心して挑戦し、貴重な経験ができました」

■学生会活動功労賞:6年間を通じ、学生会活動・課外活動等で顕著な成果を上げた学生に贈る賞

浅見 日向さん
「大学生活では高校や予備校では出会わなかったさまざまな年齢の方々と出会います。経験したことないスピードで世界が広がります」

藤井 紫乃さん
「勉強、部活、留学などぜひ新しいことに挑戦して大学生活楽しんでください」

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