薬学部 - 研究室紹介

天然薬物学

化学系薬学分野

天然物(植物や微生物が産生する化合物)は、過去から現在に至るまで、医薬品として使用されてきました。また、漢方などの伝統医薬では、植物などの天然素材そのものが、医薬品として使われます。私達は、天然資源からの新しい医薬品の種となる生物活性物質の探索を行っています。また、まだ未解明の生薬の活性成分や作用機序を解明することで、より良い生薬の品質評価法を開発することを試みています。

具体的には、以下のような研究内容に取り組んでいます。
1.天然由来の一次知覚ニューロン活性化物質の探索
2.生薬の安定供給を指向した育成環境構築と品質評価
3.天然由来のPCA-1酵素活性阻害物質の探索
4.天然由来のチロシナーゼ阻害活性物質の探索
5.血管内皮細胞選択的阻害物質の探索

研究室情報

教授
青木 俊二
准教授
岩岡 恵実子