薬学部 - 研究室紹介
臨床医薬品化学
化学系薬学分野
「臨床」における「医薬品」に対して、「化学」を基盤とした研究を行います。実験を中心としたWet研究、データ解析やアンケート調査を中心としたDry研究の両面での研究を行います。
Wet研究では、既存薬や既存薬の代謝物を新たな医薬品へと展開するドラッグリポジショニング、既存薬をシード化合物とした探索合成研究を展開します。さらに、有機反応開発の研究も開始します。
Dry研究では、JADERおよびFAERSを用いた医薬品有害事象データベース研究を行っています。さらに、データベース解析から得られた情報を基にした臨床研究へと展開したいと考えています。また、薬剤師の質向上をめざした薬学教育研究も展開しています。
1. 膠芽腫に対するドラッグリポジショニング&探索合成研究(Wet研究)
2. 抗がん薬による心毒性発症傾向の解析および予防薬の開発(Dry & Wet研究)
3. 化学的な視点を基にした医薬品有害事象データベースを用いた種々の医薬品の有害事象解析(Dry研究)
4. コバルトなどの金属を用いた有機反応開発(Wet研究)
5. 化学の臨床活用をめざした薬剤師教育プログラムの開発(Dry研究)
6. 薬剤師・薬学生の医学文献評価能力向上に向けた教育プログラムの開発(Dry研究)
7. その他、薬学教育研究(Dry研究)
研究室情報
- 教授
- 清水 忠
- 助教
- 長野 秀嗣