薬学部 - 研究室紹介

医療製剤学

臨床薬学分野

近年、薬剤師の業務内容は「対物(薬)業務から対人業務」へと大きく変化し、患者と直接かかわる機会が増加している。一方で、患者が薬剤師を活用することのメリットを十分に理解しているとは言い難い状況がある。そのため、患者が求めているものをしっかりと見極め、提供することで薬剤師の存在価値を示していくことが重要であると言える。
当研究室では、「薬剤師に求められるプラスαの情報提供」として、添付文書には記載されていないが患者にとって有用な情報を提供することを目的に、医薬品の製剤学的特性の評価を行っている。具体的には、先発医薬品や後発医薬品といった医療用医薬品、スイッチOTC医薬品などを対象とし、点眼剤や軟膏剤など外用剤について「点眼のしやすさ」や「塗布のしやすさ」といった使用性の評価を行っている。

研究室情報

講師
村上 雅裕