学部・大学院

大学院修了要件・学位論文審査基準

修了要件

医学研究科、薬学研究科

博士課程の修了の要件は、本学大学院に4年以上在学し、研究科において定める所定単位を修得し、かつ、必要な研究指導を受けたうえ、当該大学院の行う博士論文の審査及び最終試験に合格することとする。ただし、在学期間に関しては、優れた研究業績を上げた者については、本学大学院に3年以上在学すれば足りるものとする。

医学研究科
30単位以上
薬学研究科
30単位以上

看護学研究科、医療科学研究科

修士課程の修了の要件は、本学大学院に2年(2年以外の標準修業年限を定める研究科、専攻又は学生の履修上の区分にあっては、当該標準修業年限)以上在学し、各研究科において定める所定単位を修得し、かつ、必要な研究指導を受けたうえ、当該修士課程の目的に応じ、当該大学院の行う修士論文又は特定の課題についての研究成果の審査及び試験に合格することとする。ただし、在学期間に関しては、優れた業績を上げた者については、本学大学院に1年以上在学すれば足りるものとする。

看護学研究科 看護学基礎研究領域
32単位以上
看護学研究科 看護学課題研究・高度実践領域
42単位以上
医療科学研究科
32単位以上

学位論文審査基準

医学研究科 学位論文審査基準

以下に掲げる学位論文審査基準に従い審査を行い判定する。

1.当該研究分野における新規性・独創性がある
2.当該研究分野における学術的・社会的意義がある
3.研究結果へのアプローチについて論理性が高く妥当である
4.生命の尊厳を尊重し研究倫理を遵守している
5.「学校法人兵庫医科大学における研究活動の不正行為に関する取扱規程」を遵守している

薬学研究科 学位論文審査基準

以下に掲げる学位論文審査基準に従い審査を行い判定する。

1.薬学の研究として意義があり、課題が適切である
2.充分な文献検討が行われている
3.研究目的が明確である
4.研究目的に沿った研究方法が適切に用いられている
5.実験方法・データ収集方法が適切である
6.データの分析方法が適切である
7.適切な文献を用いて妥当な考察を行っている
8.一貫性・論理性のある論文である
9.論文としての形式が整っている
10.倫理的事項が遵守されている

看護学研究科 学位論文審査基準

以下に掲げる学位論文審査基準に従い審査を行い判定する。

修士論文

1.看護学の研究として意義があり、課題が適切である
2.充分な文献検討が行われている
3.研究目的が明確である
4.研究目的に沿った研究方法が適切に用いられている
5.データを収集し、適切に分析している
6.研究目的にかなった結果を得られている
7.適切な文献を用いて考察を深めている
8.一貫性・論理性のある論文である
9.論文としての形式が整っている
10.倫理的事項が遵守されている

課題研究報告書

1.看護学実践の向上につながる研究課題である
2.充分な文献検討が行われている
3.研究目的が明確である
4.研究目的に沿った研究方法が適切に用いられている(ケーススタディを含む)
5.データを収集し、適切に分析している
6.研究目的にかなった結果を得られている
7.適切な文献を用いて考察を深めている
8.一貫性・論理性のある論文である
9.論文としての形式が整っている
10.倫理的事項が遵守されている

リハビリテーション科学研究科 学位論文審査基準

以下に掲げる学位論文審査基準に従い審査を行い判定する。

科学研究論文

1.医療科学研究として意義があり、論文の題目が適切である
2.研究動機、研究目的が明確に示されている
3.充分な文献検討が行われている
4.研究目的に沿った研究方法(対象・データ収集ならびに分析)が適切に用いられている
5.分析結果が適切に提示されている
6.一貫性・論理性のある論文である
7.適切な文献を用い、結果を踏まえた適切な考察を行っている
8.参考文献の記述を含め論文としての形式が整っている
9.倫理的事項が順守されている

課題研究論文

1.医療科学の課題研究として意義があり、論文の題目が適切である
2.研究動機、研究目的が明確に示されている
3.充分な文献検討が行われている
4.臨床的課題に応じ、適切に症例提示が行われている
5.症例報告において、明確な臨床推論が示されている
6.課題研究による変化(成長)が明確に提示されている
7.課題研究を通した変化や内省、獲得した知識・技術の解釈・意味づけが適切である
8.参考文献の記述を含め、論文としての形式が整っている
9.倫理的事項が順守されている