学部・大学院

IPE(多職種連携教育)カリキュラム(4学部+関西学院大学による合同演習含む)

早期臨床体験実習

各学部において、第1学年次に附属病院を活用した「早期臨床体験実習(Ⅰ)」を実施します。入学後間もない段階から医療現場を肌で感じることで、学生たちは実体験を通して、大学での学びが将来の仕事につながることを知ります。また、臨床に携わる医師や薬剤師などが講義や実習を指導するため、実践的な教育が実現します。

さらに、神戸キャンパスで、医学部・薬学部・看護学部・リハビリテーション学部の第1年次生全員が、健康や生命倫理など共通の話題について考え、学びます。低学年から他学部の学生が共に学ぶことにより多職種連携教育への下地作りとなります。

チーム医療演習

医学部(第3学年次)と、薬学部・看護学部・リハビリテーション学部(第4学年次)で行う「チーム医療(論)演習」は、チーム医療を駆使して患者さんの問題を解決する能力を身につけることを目的としています。6~7 名の学部混成グループに分かれ、専門職としての役割やコミュニケーションの重要性を理解し、多職種連携についての意識を高めていきます。2021年度より、公認心理師をめざす関西学院大学 文学部 総合心理科学科の学生も加わるなど、より多角的に学ぶことができる充実した演習となっています。
その他、医師や他の医療専門職者たちによる模擬カンファレンスが行われるなど、医療現場を意識したまさに「多職種連携(IPW)」の集大成となる授業です。