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先輩職員インタビュー

若手のうちは
ゼネラリストとして活躍したい。
兵庫医大は
自身の想いを叶えられる場所。

西宮キャンパス
病院事務部医事課

寺本 智恵
Teramoto Chie

Career Path

  • 2022年 病院事務部医事課
(2024年9月末時点)

地域医療を支えたい。
兵庫医大には
私のやりたいことが揃っていた。

なぜ、兵庫医大へ就職?就職した決め手を教えてください。

就活生の頃は、民間企業から公務員まで、幅広く採用試験に挑戦していました。その中でも、多くの人のために働きたい、大好きな土地で地域貢献をしたいという思いから、当初は公務員試験に力を入れていました。大学1年生の後半から就職のことを意識するようになり、3年生の途中までは公務員志望の人が集まるようなサークルで、市役所を訪問する際の資料作成などにも力を入れていました。そのまま公務員の道に進もうと思っていたのですが、「公務員1本に絞るのもこわいな、もったいないな」という思いから、民間企業も受けていました。自分の就活の軸は、若手のうちはゼネラリストとして働き、いろんな部署を経験して、ゆくゆくは自分の力を活かせる部署でスペシャリストになりたいということでした。「でも、それって公務員以外でも実現できるのでは?」ということに、いろいろな企業の説明会に参加する中で気付いたんです。

そして就職活動が本格化した頃、ちょうど祖母の付き添いで病院に行く機会が増えました。医療費や疾患について当時の私にはさっぱり分からず、両親に任せっきりでしたが、自分ももっと知りたいと思うようになり、自然と医療業界にも興味を持つようになりました。患者さんの入院から退院までを支えること、医療で地域に貢献できること、また、大学部門では将来、医療従事者を目指す学生をサポートできることに魅力を感じ、大学病院や医科系の大学への志望度が高くなりました。私には「地元である兵庫県を支えたい」という思いが、昔からずっと変わらずありました。そうしたなかで、兵庫医大の人事の方の人柄や丁寧な応対に惹かれ、「ここで働いて地元の人を支えたい」という思いが強くなりました。

公務員や民間企業も合わせると、コロナ禍だったこともあり全部で150~200社はエントリーしましたが、一番自分のやりたいことが揃っている兵庫医大に入職できて本当に良かったです。

日々大変だけど、
その分やりがいにつながる。
患者さん、病院にとって
とても重要な業務。

現在の仕事内容、医事課に配属とわかった時の気持ちを教えてください。

医事課で入院診療費の請求業務をしており、現在は腎・透析内科と上部消化管外科へ入院された患者さんの請求を担当しています。医師や看護師、コメディカルなど、医療従事者の処置行為や診療行為に対して正しい請求が行われているかどうかを確認する、病院の収益にとって、とても重要な仕事です。

主な業務内容としては手術や投薬、処置行為のチェックを行い、患者さんの入院費の請求書発行や保険者へのレセプトの提出などを行っています。患者さんに対して正しい請求を行い、医療費に関するご質問にお答えする役割も担います。高額な医療費に対して疑問に思われる患者さんもいらっしゃるので、ご納得いただけるよう丁寧な説明を心がけていますが、日々難しく感じるところでもあります。

また、業務はデスクワークにとどまらず、周辺私大や日本病院会主催の勉強会など多岐にわたります。

入職当時、医事課に配属だとわかったときには正直戸惑いました。病院事務といえば医事業務というイメージがあり経験してみたいと思っていましたが、かなり難しい業務をしているイメージがありました。そのため、1年目から配属されることに漠然とした不安が募りました。当時は、疾患や薬の名前がまったく覚えられず、苦労しました。2年目からは任せていただける仕事が増え、今ではチームのリーダーもしています。1年目の頃と比べて業務量は増えましたが、責任感が大きい分、大きなやりがいにつながっています。これまで先輩方から教わってきたことを、今では後輩に伝えることができて、自身の成長も感じています。

就活中に考えていたように、若手のうちはゼネラリストとして幅広くいろんな部署を経験して知識を身に付け、将来は適職だと思える部署でスペシャリストとして貢献できたらと思っています。

コミュニケーションを大事に
してきたからこそ
構築できた
信頼関係。
頼りにされる存在でいたいから
何でも前向きに取り組める。

仕事をする中で大切にしていることを教えてください。

入職当初から、1日1回は同じ係のメンバー全員と話すようにしています。医事係は約20人いますが、仕事以外のことも含め、「全員と話すこと」を意識しています。最初から積極的にコミュニケーションを取ることで、困ったときに相談しやすくなりますし、他の人が困っているときに自分が答えられる内容であればすぐに手を差し伸べることができます。お互いのことを深く知ることで信頼関係も生まれるのではないかと思います。当たり前のことですがしっかり挨拶をしたり、席が遠い人にも自分から話しかけたりすることを日々心がけています。私は、周りの人にとって「頼れる存在」でありたいと思っています。そのためには難しい勉強も頑張ることができるし、コミュニケーションもたくさん取るようにしています。上司の方とも、ふと雑談していると、あっという間に時間が経ってしまっていたなんていうことも、たまにあります(笑)。

もう一つ大事にしていることは、スケジュール管理をしっかり行うことです。やるべきことが多いので、前日のうちに、翌日やることを時間単位でメモします。午前と午後で取り組む業務を分け、頭を使って考える仕事はなるべく午前中に、午後は事務的な作業をするようにしています。仕事には集中力が本当に大事だと思うので、集中力を長く保てるよう、1日のスケジュールを立てています。

若手にも
いろんな挑戦をさせてもらえる。
環境が整っているから
安心して働くことができる。

組織風土や働きやすさについて教えてください。

私はまだ医事課しか経験していませんが、若手にも多くの経験とチャンスを与えてくださったり、自分の意見も言いやすかったりと、とても良い環境で働けています。わからないことがあっても聞きやすい雰囲気で、先輩が丁寧に教えてくださるのでめげずに働き続けることができています。年齢に関係なく、休憩時間には冗談を言い合えるところも仕事が楽しいと思える理由の一つです。私の代は同期が多く男女問わずみんな仲が良いので、しんどかったら話を聞いてもらったり、定期的に集まって近況報告をしたりして、その存在に日々支えられています。

また、人事制度の一つとして、入職1年目の頃には、毎月人事の方に仕事の悩みや思っていることを報告する「月次報告」という制度があります。いくら環境が整っているとは言っても、同じ部署の人には言いにくい話もあります。月次報告では、そうした話も聞いてもらえるので、誰かに自分の悩みを伝えられているということがうれしくて、気持ちが楽になります。

仕事の内容は正直「難しい」と感じる部分もたくさんありますが、職場環境が良いのでここまで頑張ってくることができたのだと思います。周りの方には本当に感謝でいっぱいです。

若いうちから仕事もプライベートも全力で取り組みたい。
プライベートが充実しているから仕事も頑張れるし、
仕事にも一生懸命だから
プライベートの時間も、より楽しい。

仕事とプライベートの両立について教えてください。

入職当初はとにかく仕事漬けの日々で、頭の中は仕事のことばかり。切り替えができない仕事人間でしたが、今はメリハリを付けられるようになりました。食べることが大好きなので、休日は飲食店やスイーツ店などの有名店をあちこち周ったりして過ごすことが多いです。

体を動かすことも好きなので、ウォーキングをしたり、マラソン大会に参加したりもしています。

初めて支給されたボーナスでは、両親を旅行に連れて行き、いいリフレッシュになりました。また、最近一人暮らしを始めたので、料理もよくするようになりました。日々いろんなことに挑戦したいと思っています。

家にいるとついつい仕事のことを考えてしまうので、もし仕事のことを考えるなら、「その時間は仕事のことしか考えない」というように時間の使い方を工夫しています。また、細切れの時間も大事にしたいので、一人で電車に乗っている時間などを有効に活用することも意識しています。特に休日は、自分の好きなことに没頭できるよう活動的に過ごすことで、オンとオフを自然と切り替えられるようになったと思います。

就活生へのメッセージ

就職活動は人生を決める大事な機会。この先何十年働くかもしれないところを選ぶからこそ、しっかりご自身と向き合ってみてください。
また、人事の担当者や面接官に、「絶対にこれは伝えたい!」と思う内容は、後悔しないためにもしっかりと伝えてほしいと思います。
そして気になるところがあれば、躊躇せずどんどんエントリーしてみてください。私自身は、なるべく早め早めに行動することも大事にしていました。
就職活動は今までで一番しんどいと感じる時期かもしれませんが、身体には気を付けて、今という時間を大事にしてください。

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