学校法人 兵庫医科大学
加齢に伴う免疫細胞の異常が“シェーグレン病”の病態を悪化させるメカニズムを解明
研究
本学 遺伝学 非常勤講師 西浦弘志、主任教授大村谷 昌樹、および糖尿病内分泌・免疫内科学 特別招聘教授 松井聖らの研究グループはNISHIURAマウスの脾臓および顎下腺において、老化関連免疫細胞(SA-Tfh細胞など)が異所的な「三次リンパ組織(TLS)」を形成し、これが唾液分泌量の低下や組織の破壊を促進していることを突き止めました。さらに、50〜70代のヒト臨床検体を用いたレトロスペクティブ研究からも、加齢に伴ってこの細胞の組織の線維化(破壊)を促進する能力が有意に上昇していることを明らかにしました。
これまで根本的な治療法がなかったシェーグレン病(SjD)に対するこれまでにない革新的な根本治療薬や、加齢に伴う免疫シグナルを標的とした新たな医療戦略の創出へと繋がることが期待されます。
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