学校法人 兵庫医科大学
【共同発表】ドナー由来樹状細胞サブセットによる腸管GVHD発症を制御~新たな治療戦略の解明~
研究
兵庫医科大学 血液内科学 助教 井上 貴之、旭川医科大学 内科学講座 血液内科学分野 講師 高橋 秀一郎らの研究グループは、腸管移植片対宿主病(GVHD)の発症において、2種類の従来型樹状細胞(cDC)サブセットがそれぞれ重要な役割を果たしていることを明らかにしました。
骨髄移植後、 ドナー由来cDCサブセットは協調して、同種抗原(アロ)反応性T細胞を刺激し、その後のTh1・Th17細胞への分化や腸管への遊走を誘導することで、GVHDの病態形成経路を構築することを発見しました。このような“GVHDを引き起こす免疫ネットワーク(病原性軸)”を標的にすることで、腸管GVHDの発症を効果的に抑え込む、これまでにない新しい治療戦略が可能になると期待されています。
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