大学病院の医師による健康セミナー「阪神沿線健康講座」を約3年半ぶりに対面形式で開催！ ～2/25（土）梅田会場では「無料健康測定イベント」も～

学校法人兵庫医科大学と阪神電気鉄道株式会社（本社：大阪市福島区、社長：秦 雅夫）は、沿線住民の健康増進による沿線活性化を目的に、2015年から医療の最前線で活躍する医師がそれぞれの専門領域のテーマについて説明する「阪神沿線健康講座」を開催しています。

第30～32回となる今回は阪神沿線の各会場（梅田・武庫川・甲子園）において、2019年8月以来約3年半ぶりとなる“対面形式”で開催します。いずれの回も参加費は無料です。

詳しくは阪神電鉄株式会社の公式サイト（ニュースリリース）をご覧ください。

14:00～15:30
「悪性胸膜中皮腫の過去、現在、未来」
兵庫医科大学病院 呼吸器内科 助教　祢木 芳樹

＜講師コメント＞
悪性胸膜中皮腫は、全国でも兵庫・大阪が罹患・死亡患者数（人口当たり）が多い疾患で、アスベスト(石綿)が原因と言われています。これまでは非常に予後不良の疾患でしたが、最近では免疫療法の台頭により、予後も改善してきています。悪性胸膜中皮腫の歴史を振り返りながら、これからの治療まで、分かりやすく解説します。

【会 場】兵庫医科大学 平成記念会館（武庫川駅より徒歩約3分）　
【定 員】250名

15:00～16:30
「えっ、ここまで治るの？膵臓がん、肝臓がん、胆道がん」
兵庫医科大学病院　肝・胆・膵外科 主任教授　廣野 誠子

＜講師コメント＞
膵臓がん、肝臓がん、胆道がんは完全に治すこと（完治）が難しい疾患です。膵臓がんと胆道がんの完治が可能な唯一の治療法は手術による切除のみですが、薬物治療や放射線を組み合わせた集学的治療が必要です。肝臓がんは、患者さんの肝臓の機能を計算したうえで治療法が決まります。兵庫医大では、膵臓・肝臓・胆道がんに対して、外科・内科・放射線科合同で、各患者さんにベストの治療方針を決めて、早急に治療を開始することで完治をめざしています。

【会 場】甲子園プラス３階　甲子園歴史館多目的ホール （甲子園駅より徒歩約7分）　
【定 員】100名