学校法人 兵庫医科大学

笹子 三津留(集学的腫瘍外科学 特任教授)が「第23回 一般社団法人日本癌治療学会 中山恒明賞」を受賞

研究

平成29年10月20日、兵庫医科大学(兵庫県西宮市・学長 野口 光一) 集学的腫瘍外科学 特任教授の笹子 三津留(67)(写真:左)が「第23回 一般社団法人日本癌治療学会 中山恒明賞」を受賞いたしました。
「中山恒明賞」は、平成3年に公益財団法人 中山がん研究所が設立30周年を記念して創設した賞で、平成11年度より日本癌治療学会に委譲されています。がんの治療・診断・予防の分野において成果をあげた研究または、先駆となるべき研究を表彰し、毎年1名に授与されています。本学教員としては、初の受賞となります。

受賞理由

「がん外科手術手技に関する臨床研究法の確立とそれを用いた胃がんリンパ節郭清の標準化」を達成した研究業績が高く評価されました。

受賞に対するコメント(笹子 三津留)

一昨年の日本医師会医学賞に引き続いて、今年も名誉ある賞を受賞することが出来ましたことは大変光栄に思っております。この30年で起こった日本のがん外科治療の世界における大変革に貢献できましたこと、誇りに思います。臨床試験にご参加下さった患者さんはもとより、多くの協力者のお蔭であり、厚く御礼申し上げます。

笹子特任教授の主な略歴

1976年  東京大学医学部医学科卒業

1983年  東京大学医学部助手

1984年  フランス給費留学生としてパリ大学留学

1986年  東京大学医学部第2外科医局長

1987年  国立がんセンター病院外科スタッフ

1989年  ライデン大学(オランダ)招聘教授

2006年  国立がんセンター中央病院副院長

2007年  兵庫医科大学特命教授(外科担当)

2008年  兵庫医科大学主任教授(上部消化管外科)

2011年  佐川がん研究推進事業団佐川特別賞 受賞

2014年  高松宮妃癌研究基金学術賞 受賞

2015年  平成27年度日本医師会医学賞 受賞

2016年  フランス医学アカデミー外国人会員

2016年  兵庫医科大学特任教授(集学的腫瘍外科学)

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TEL 0798-45-6655(直通)